Milと0

ダンディな人を求めて30歳で日本を旅立ち、ジョージクルーニー夫と出会いメキシコに落ち着く。メキシコ生活8年目。

アラフォーが思うハイブランドの値上がり

下書きに書き留めておいたこの記事。偶然か昨日会った友人とのランチでこの話題が!9月1日にCHANELが値上げをしたからかもしれません。

かつて学生時代に購入したMiuMiuのローファーがついに悲鳴を上げています。若く靴のことを考えるよりその日のOutfit重視だったため、幾度もなく雨の日に歩かされたこの一足。20年近くご一緒してきたので、天命を全うしたと言っても過言ではありません。記憶の中では当時5万円超。カフェバイトでもブランド品を購入できた、そんな時代でした。ついに私もかつてのバブリーを語る先輩のような年齢になってきました。キリッ! 

昨年買い替えをしようとメキシコシティ伊勢丹ことPalacio de Hierro Polanco店へ。なんと今はどのハイブランドも一足15万円近くもするのですね…一人ポランコで震えました。ブランドごとに入店すると、ロープが引かれ他のお客様は入店不可に。店員さんからの丁寧に商品説明がありゆっくりと買い物が出来るスタイルになっていました。一点15万円ならばそんな接客もありなのかもしれません。 

メキシコシティでもこのメキシコ伊勢丹の辺りには、全身ブランドの子連れファミリーもGUCCIやYSLのバッグを持っている女子たちが沢山います。ROREXの時計を持っているとかなりの確率で強盗に狙われるこの国で、分かりやすいブランドバッグを持つことは怖くないのか…と疑問に感じています。

だってCHANEL代名詞のマトラッセはついに209,510ペソ(本日レートで1,759,884円)、日本は1,591,700円!私が学生時代は15万…。友人のひとりもGUCCIのスニーカーを履いており、そんな分かりやすいロゴなのに!と驚きます。メキシコシティではアジア人も最早珍しくなく日本人を理由に狙われることはなくても、ロゴ付の靴を買う勇気もお金もありません。 

靴の買い替えはいったん諦め、対円ペソ高の好景気を受けて一時帰国でコインケースを新調しようとチェック。本日レートは1ペソ8.4円。購入を考えているコインケースは約5万円、メキシコでは約10,000ペソ、日本円にすると約84,000円。まさか34,000円もメキシコが高くなるとは驚きのペソ高。と書いていながらドルが追い上げてきているので、一時帰国の際にはどうなっているやら。外貨建てで稼いで暮らしている限り良い時も悪い時もありますね。私は約10年外国暮らしなのにいつも円換算して物の価値を判断しているので、恥ずかしながら未だにペソでの物の価値判断が出来ません。 

時代は大きく変化している…ファッション業界にいた10年前よりもっともっと…ハイブランドが憧れを通り越して夢のプロダクトに。若者がそんな夢にそっぽを向いて全く興味を持たないのも納得な出来事でした。私の青春時代のブランドバッグを今回の一時帰国で姪に譲る予定。日本でファッションを目一杯楽しんで欲しいものです。 

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