メキシコシティは最早東京暮らしより物価が高いと言えます。初めて旅行でメキシコに来た約20年前はメキシコは安い国!だと思っていましたが、もう過去のこと。
メキシコシティは物価が高い
日本より高いものを紹介します。
家賃とマイホーム
比較的治安を心配しなくてもいい場所に住むとなると、家賃は東京23区の平均並み。いや、それ以上かもしれません。ただ広さはあります。日本のような1人暮らし用のアパートが少なく、1人で住むとなると13,000ペソ(本日レート86,820円)程度が必要です。ルームシェアは日本より簡単でもっと安く可能です。1人暮らしの選択肢は少なくてもルームシェアがある分、住み始めるのは簡単です。
家繋がりでもうひとつ。治安がいい場所でそれなりの新築マンションを購入しようとすると5000万円を越えてきます。更に年利が9%近く、住宅ローンは20年が通常。利子で幾ら払うことになるのでしょう…計算したくありません(笑)。日本でマイホームを買った友達から日本の年利1%で賃貸時代より毎月の支払いが安いと聞いた時はおったまげました。治安と交通網の充実で日本は選択肢が広いのが魅力的です。
レストランでの食事
日本食材や日本食レストランは日本の2倍。それでもほぼ地球の裏側で日本の食材を購入出来、気軽に食事が出来るのは有り難いです。NYの一風堂ラーメン1杯3,000円と比較したらメキシコは可愛いものです。そもそもメキシコ料理でもお洒落なレストランでの食事は日本の様に千円では無理です。
洋服も電化製品も日本より種類も少なく高いし、新刊の本も日本の文庫本のような金額では買えない。
などなどと日本より高いものばかりです。
メキシコで日本より安いものは?
交通費
地下鉄やバス、タクシーは日本より安いです。それでも最近はUBERが高いとも聞きます。
コーヒー
美味しいコーヒーが200円強で飲めるのは有難いです。カフェもたくさんあって、コーヒー難民にならずに済むのが良いです。
フルーツ
種類が豊富で安いため、毎日何かしらのフルーツが気軽に食べられるのが嬉しいです。食物繊維♪
宿泊代
ピンキリ。そもそも1泊1部屋計算のため1人でも2人でも同じ金額。金額の幅の選択肢が広いのは有難いです。
総括としてメキシコシティ暮らしは日本より物価が高いものの、日本のコンビニのような便利でついつい毎日行ってしまうような場所がありません。その不便利さもあって、チリツモの様なお金の使い方をしないので、支出は日本より少ないのではないでしょうか。
慣れるとメキシコで得られる情報量の程良さを感じています。日本では常に新しい情報を得ようと芝居やらアートやらファッションにグルメに美容、幾ら時間があっても足りなかったように思います。必要か否かでなく、欲しいものが物理的にないっていうのも悪くないですよ。
昔も似たような記事を書いていたみたいです。