Milと0

ダンディな人を求めて30歳で日本を旅立ち、ジョージクルーニー夫と出会いメキシコに落ち着く。メキシコ生活8年目。

メキシコ雑貨好きにおすすめの美術館 -Museo de Arte Popular–

旅をするとメキシコは大きいなぁとつくづく思わされます。更に流通が日本のように整っているわけではないので、"旅先でしか出会えないもの"も沢山あります。それが旅の醍醐味になったりします。

Museo de Arte Popular(民芸博物館) 

メキシコシティのセントロにあるメキシコ全土の民芸の博物館。メキシコ雑貨好きには必ず訪れて欲しいフォトジェニックなメキシコが詰まった場所。

建物は3階に分かれており、階ごとにコンセプトが異なります。民族衣装、骸骨、お面、陶器などなど、メキシコ雑貨の中でもポップな作品が展示されています。旅行先でも簡単には出会えなさそうな作家さんの作品たち。見応えたっぷりです。

こちらで初めて知った地方の民芸や文化も沢山あります。

私は特にこの大きなタワシかつらを着けて踊るチアパスのParachicosに興味を持ちました。毎年1月に開催されるこの踊り、行こうと思っていた今週末のプログラムには入っておらず断念。来年こそ行く!と決意を新たにしています。

そんな旅の予習にもこの博物館はオススメです。可愛い…と何度言っただろうか。

■Museo de Arte Popular : Revillagigedo 11, Col.Centro, CDMX 

10:00-19:00(月曜日閉館)

入館料:60ペソ(日曜日は入館料無料)

じっくり見ると2時間程度。

2023年初めてのアドベンチャー旅行 -Grutas de Xajha-

ここ1年ずっと訪れてみたいと思っていた場所にようやく行ってきました。
結論から申し上げますと、2023年最高のスタートとなりました。

Grutas de Xajha 

インスタのアルゴリズムがおすすめしてきたひとつの投稿。メキシコ美女が水着でなんとも壮大な絶景を背にポーズを取る写真に釘付け。メキシコ生活9年でこんな絶景の話なんて聞いたことも見たこともない…調べてみるとLugar de Virgen (秘境と意訳させて頂きます)書いてあります。

場所はイダルゴ州に位置。メキシコシティから車で約4時間でツアーガイドとの待ち合わせ場所。その後ツアー会社の車でないと辿り着けません。

いざ、ツアーへ!

7:00

ツアー会社と合流してから、ツアー会社の味ある車に持ってきたキャンプ用品を積んで、岩道や細い崖道40分。息を呑む程の絶景を見ながら山を登って行きます。高所恐怖症の方は要注意。ガタガタ道で、雨季は川になる部分もあり。

8:00

キャンプ場に到着。ツアーガイドが我々を迎えてくれました。私達は一泊のキャンプをしたので、まずテントを張り荷物をドロップアウト

8:45

12歳の少年が我々をガイドしてくれました。初めて川を見るまで知らされていなかったのですが、なんと片道20回の渡渉。登山靴に登山長ズボンで来た我々。私がリーダーだったのに、この情報無しは大きなミス。しかし友人夫婦はビーサンを持参していたのでビーサン、我々夫婦は登山靴で渡渉開始。

水が生温いので渡渉は意外と楽々。くるぶし丈までの水位もあれば、155cmの私はお尻まで付く場所もあり。流れがそんなに早くないので、そこまで危険でもキツくありません。

20回の渡渉を終えると、終盤の岩場登りがスタート。いきなりのアドベンチャー感!そんなアドベンチャー感を感じ始めたところで巨大な鍾乳洞出現!

地球の誕生を感じます。幾億年もの地球の歴史ロマンここにあり!

そんな鍾乳洞の真っ黒な中を進み、小さな光が差す方向へ進みます。これが凄かった。こんな狭いところを進むの?というような妙路を進みます。

最後の小さな穴はいつ壊れてもおかしくない手作りの細いハシゴで通ります。誰しもが通れるわけではないので、要注意。

11:45

小さな穴を登り切ると目の前に更に壮大な風景。目には収まりきらない絶景。ゴールが近いです。岩道を下りますが、これまた整備されていないので滑りやすい。目の前に広がる温泉を前に浮き出しだってはなりません。一番肝心ポイント。

12:15

最高の天然温泉到着。

源泉48度へも泳いで行ける程なので、入浴した瞬間から温かいです。足を着けず浮いていると丁度良い温度。川の流れや深さによって少し冷たかったり、温かかったりでずっと入っていられます。(実際長湯でおばあちゃんの手になった)。源泉部分は最高の温度。こんなに爽快な温泉体験はなかなか出来ません。サイコーーーーーーーー!!

まだ知られていない場所ゆえ、人がそこまでいないのがこれまた特別な気持ちにさせられます。写真のように温泉に浸かって見るこの景色は、特にプライスレス。人生の幸せを噛み締めながら2時間程堪能。

友人からのお裾分け。本物のおにぎりも食べました😋

折角の初下ろし・オーバーザサン。

15:00

帰路。川を下って、少しショートカットしながら1時間半程度で下山。

16:30

お世話になった12歳の少年に感謝のチップを渡して解散。キャンプ場の山小屋レストランで腹ごしらえでタコスを食べ(凄く美味しかった!)次はキャンプ飯の準備。

シンプルで美味しいのがキャンプ飯。ワインとビール、お菓子もつまんで、星見て、満月を見て、おしゃべりして…大人の遠足最高です。
キャンプ場は意外と人がいて、時間関係なく盛り上がっているので、耳栓必要かもしれません(笑)

キャンプ場の風景は下記インスタから。

 
 
 
 
 
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ここに1週間滞在したスペイン人がいたらしいが、それもまたワイルドで贅沢な時間なんだろうな。

唯一のツアー会社Ecoturismo el refugio Xajha

家族経営。ツアー申込はFacebookメッセンジャーで出来ます。

ツアー代は2023年1月現在キャンプ込みで、450ペソで本日レートで3,090円。キャンプ場にはトイレもあります。彼らに掛かっているこの美しき地球の賜物。きちんとお金を取って、保って欲しいと願います。

乾期のみの催行。子どもを担ぐ自信と体力がある方は子連れもオッケー。ただ最後の小さな穴は担いで通れないので怖がりなお子さんは難しいかと思います。

大切な友達を連れて行きたい大好きな場所と出会えたことが嬉しい。沢山メキシコへの呼び込みしないと🥰

nicovida.hatenablog.com

 

2022年総括のつもりがサーロインタコス愛

仕事を再開して、あっという間に1日が過ぎていく毎日を送ることとなりました。

いつだってないものねだり、一生死ぬまでないものねだり。

 

2022年最大の出会いはフラワーアレンジメント。
久しぶりに、いやメキシコ生活で初めて自分らしさに出会えたと言っても過言ではありません。43歳で起業した師匠にも刺激を受け、そんな出会いも本当に嬉しかったです。
しかし私の想いとは裏腹に、手のひらが荒れに荒れまくり。アレルギーのようなものが始まり半年以上が経過、まだ完治しておりません。2023年は完治したら工房を借りてがっつり制作をしていく所存です。

2022年1月に立てた目標のひとつは、『炭酸を飲まない』でしたが年間20本は飲んでしまいました。これアラフォーの目標?と思いの方もいらっしゃるかと思いますが、目標達成まで毎年掲げる目標のひとつです。それくらいメキシコでは難しいです。メキシコではレストランでは必ず飲み物を頼みますし、アルコール以外の飲み物のオプションが少ないのです。チェーン店などは特に!


2022年一番美味しかったお初メキシコ料理は、”Tacos de Sirloin・サーロインタコス”です。メキシコシティタコスの代表格・パストールケバブに似ていて日本でも食べられるという私理論で(パストールファンの方へ心よりお詫び申し上げます。)あんまり口にすることはありませんでした。そんなパストールと同じ形をしたお肉のTrompoがあることをメキシコ生活9年目にして知りました。もはや出会うべくして出会った…と言ってもいいでしょう。

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サーロインをひたすら重ねてパストールのようなTrompoにして、じわじわと焼いていく。サーブする際には、ちょっと焦がして肉汁を演出。初見の時には高貴さに驚きを隠せませんでした。恋をすれば触れてみたくなるもの、私はタコス屋のお兄さんにカットさせてほしいと嘆願しました。(お初はフィエスタのケータリングタコスだったので、お兄さんは快諾。)サクサクとリズムよくカットしてサーブしていくのを見ていたため、そんなに難しくないと思っていたら…全くカット出来ませんでした。食感命のサーロインタコスは、思っていた10倍くらい繊細さんでした。私がお兄さんのようにカットできるようになるには、幾度もの腱鞘炎に堪えぬかなくてはなりません。尊敬!!やはりタコスは味のバランスだけでなく、技術もあってこそ、美味しいタコスはそれぞれの役割をきちんと果たしてこそ優勝出来る。カタールW杯決勝戦のような…

f:id:nico__vida:20221224092000j:image
無理をしてW杯を出してきましたが、私のお初サーロインタコスはメキシコ最大の大きさを有するアステカスタジオ周辺の人気タコス屋『El Remolkito del Sirloin』でした。2026年のW杯ではサッカーを愛する世界中の人々がアステカスタジオに集結します。その際は是非ともメキシコの本気のタコスを食べてほしいと心から願うばかりです。

それ以来サーロインタコスに目がない私。見かければ試さずにはいられない程虜です。住んでいる国の食べ物にハマるって幸せなことですよね。Pan de Muertoも然り。歩くだけで楽しいです。
2023年も私の舌を唸らせてくれる素敵なメキシコ料理との出会いがあることを心より願って、2022年最後のブログとさせて頂きます。
皆様もFeliz Navidad🎄

そしてよい年をお迎えください🎍

海外でも本を愛でたい本好きに伝えたいメキシコの図書館

この10年で新しく興味を持ち始めたことで、特に今の生活に彩りを与えてくれているのが『建築』です。ただ見て感じる専門、知識など大してありません。その空間に存在すると刺激をくれて考えさせてくれる、今となっては海外生活の大事な相棒です。

nicovida.hatenablog.com

Apple TVの『HOME』という世界のマイホームを紹介する番組の第2シリーズが配信されたのが今年。その中でメキシコの建築も紹介されました。メキシコの有名な石の彫刻家・Pedro Reyesとファッションデザイナー・Carla Fernandezご夫妻のモダンなメキシコ住宅は、メキシコシティのコヨアカン地区にあります。コヨアカンで採掘可能な火山石を使用して造られたこの家にはメキシコの伝統を愛し変化させながら継承していきたい2人の想いが詰まっています。

 
 
 
 
 
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建築デザインは現在は彫刻家ではあるPedroが担当。彫刻家になる前に建築を学んでいて多くの知識があります。この家は家族の住まいであり、工房であり、コミュニティでもあります。自宅には常に職人が作業をしていて、音があり、人の気配があります。更に私が驚いたことがあります。

Pedroは本の虫で多くの本を保持しています。上の写真のようにこの家を作る際に、石を利用して本棚を作る程。この本棚たちはこの家の中枢にあり、この家の象徴的な存在と化していきます。そこで或る日Pedroはどんどん増えていく本をただただ保管していくことに疑問に感じます。そして自分の本棚を開放することを決めました。

人様の本棚を覗いてみよう

Pedroの本は建築やデザインに始まり、文学や歴史、文化、哲学と多岐に渡ります。アートの本に関しては特にスペイン語や英語を超え、世界中の言語の本があります。そして例に漏れず日本語も。建築を好きになってから、いかに日本の建築家が優秀で独創的で世界から注目をされているかを知りました。Pedroの本棚にも日本の巨匠たちの本がずらり、もちろん日本語の本。私は全部読み倒す予定です。私みたいにスペイン語の本を読むことに馴れてはいないけれど、本が大好きな方には大変オススメしたい美しき図書館です。

有名人のお家におじゃまします

いくらメキシコがMi casa es tu casa(私の家はあなたの家でもあるのよ=いつでもいらっしゃい)文化だとしても、会ったことがない人を迎え入れる性善説にただただ驚きました。この国で生きていくために一番大切なのは猜疑心だと思っている私は度肝を抜かれました。メキシコで有名な2人のご自宅を見知らぬ人へ開放をする…これを書いている今も「凄い!」としか言いようがありません。

もちろん図書館として解放しているので、彼らの生活スペースを見学なんて出来ません。それでもHOMEを見て家へ行ってみたいという建築好奇心(ミーハー心とも言う)の方がどちらかと言うと本を借りたい気持ちより強く、邪な気持ちでは行けない…なんて少し悩んでいました。訪問前にはこんなに日本語の著書があるなんて想像もしていなかったのです。海外で専門的な著書を自分の手で捲って読める幸せ。実際に行くと建築よりも本の有り難みが強まって、彼らの心意気にハグしたい気持ちにさせられました。

オススメな人

本の貸出は1ヶ月。貸出の際に図書館司書に写真を撮影され、彼らのインスタグラムのストーリーに掲載されます。SNS顏出しNGな方はダメでしょう。そして訪問の際には予約が必要、インスタグラムのDMでやりとりをするためインスタアカウントが必須。

スペイン語・英語で文学や歴史、哲学ありとあらゆる本を読むことが好きな人。

日本語で芸術・建築・文化の本を読みたいと思っている人。

写真撮影は可能なようですが、インスタスポットではないのでただ写真撮影をしたい方はご注意を。訪問日もPedroが絶賛作品創作中でしたので、静かに感動。敬意を払って訪れて頂きたいです。

図書館のインスタグラムはこちら⇩

https://instagram.com/tlacuilobiblioteca?igshid=YmMyMTA2M2Y=

私が借りた4冊。初回のため弱気のラインナップ。

 

nicovida.hatenablog.com

 

nicovida.hatenablog.com

痛恨のミスをした結婚記念日

私たちの結婚記念日は、私の両親と同じ日。

いつもながらに両親には鰻をプレゼント。母からお礼の連絡をもらい、“あー良かったな“とこれからの両親の健康を願ったり、友人が結婚して“あーメデタイな“と思っていた矢先。すっかり私たちの結婚記念日を忘れてしまいました…なんて痛恨のミス!!

私「○日、〇〇ちゃんと夜ごはんの予定がある」

夫「結婚記念日なのに?」

一瞬にして冷や汗が出ました。結婚記念日=夫婦の誕生日、そんな誕生日を忘れる人の気がしれないなんて思っていたのに、まさか自分が忘れるなんて…ショック。夫は呆れ顔。

〇〇ちゃんには大変申し訳ないのですが、事情を説明してリスケをしてもらいました。夫はリスケしなくていいと言っておりましたが、この忘却の彼方のせいで今後の関係性に影響が出るかもしれませんし、何と言ってもまだ4回目の結婚記念日です。私の足りない記憶力のせいでお二人にご迷惑をお掛けして大変申し訳ございませんでした。心よりお詫び致します。

常日頃より夫と話す中で私の記憶力の方が数倍も良く、会話の円滑油として大活躍をしていたのです。自負していた私の記憶力、この痛恨のミス1回でもう2度と夫に対して大きな顔が出来なくなってしまいました。人様たちの結婚ですっかり浮かれて自分たちの記念日を忘れるなんて…本当に悔しいです。覚えやすい日に設定しても忘れてしまうのが記念日なのですね。人生はなかなか上手くいかないものです。

当日は我が両親同様、鰻を食べに『灘』へ行きました。夫は初灘。小鉢や焼き鳥、天ぷらを注文してから最後に小鰻丼で〆。夫が一言「他の料理はいいから、鰻を沢山食べる方がいいね(<MO +Fの鰻一本丼)」。くぅううう、注文にも失敗してしまいました。夫は鰻が大好きなので、鰻だけで良かったとのこと。Donde esta nuestro あうん(の呼吸)?と自分の首を絞める結果に。予定通りにはいかない結婚記念日、痛恨のミスをカバーしきれなかった、やりきれない結婚記念日になりました。失敗から学び、次回の我らのイベント・真ん中誕生日会は素直に鰻一本丼にしようと思います。MO +F様何卒よろしくお願い致します。(鰻を焼くのは灘らしいのですが。)

結婚は“生活スタイルとの結婚“とも言いますが、本当にその通りだと思います。比較的喧嘩をしない夫婦ではあるものの、最近“夫婦間のエゴ“について考えることがありました。私は食器洗いは好きですが夫は嫌い、そのため主に私の担当。私が洗い物をしていると夫が「何度も言っているけれども、スプーンは頭の口を下にして乾燥させて。水滴が溜まって跡が付くのが嫌だから」と注文をつけてきた日がありました。私は彼のこだわりを知っているので、出来るだけそのようにしているものの、上に更に洗い物を重ねていくとひっくり返ってしまうこともあるし、文句を言う前に洗い物をしている私に感謝しながら、ひっそりと自分で自分が思う正しい位置に訂正をすればいいのではなかろうか…と思いました。

こんな小さなことも出来ない奥さんと思う夫、文句を言うのなら自分で直して欲しいと夫を思う私。どちらも相手の行動に期待している私たち、どちらがエゴなのか??1週間程度考えましたが答えが出ませんでした。久しぶりに思い出した就活時代のホリプロの第2次審査のお題『鶏が先か卵が先か』のグループ討論。生活にはこういうどこから問題が発生しているのかを決められないことで溢れていますよね。

夫にこの疑問について考えて答えが出なかった、と言ったら笑いながら一言。

「簡単だよ、ただスプーンの口を下にすればいいだけ。」

最後にモンブランを頂きました。メキシコでもモンブラン食べられるんですよ。