Palma de Corozoというユカタン半島特有の高身長ヤシで、最長15mを誇る。そんなヤシに自生した他の植物たちがこれまた特別感を醸し出している。かつてこんなシチュエーションの遺跡に出会ったことがあったろうか…いやない。反語を使ってしまう程私の心を鷲掴みにした。静寂の中に葉が重なってたなびく音に鳥たちのさえずり。美しい時間に惚れ惚れしてこの遺跡が大好きになった。みなさんにも大きな声でお薦めしたい。小さい遺跡かと思いきやなかなかの広さがあるため、1時間半は必須。一番奥に私が惚れた巨大ヤシの木のトンネルスポットがあるので、全部回って頂きたい。ちなみに売店もないので飲食料を車に忘れずに。そして1人では行かないように。何かあっても気付いてもらえません。
ローカル市場に人気のCochinita BibilがあるとGoogleで発見。Mercado Municipal de Bacalar内にあり、朝7時に開店し10時には売り切れてしまうという。旅で唯一美味しいものに出会えて嬉しい。200g買って200ペソ、食べ切れずに家に持って帰った。二度楽しめてラッキー。
最寄りの空港Chetumal/チェトゥマルへはメキシコシティ空港からはアエロメヒコ航空が毎日運行。9:25CDMX発で現地12:30着(時差1時間あり)。小さな機体に日本人ツアー客の方もご一緒で、ついにツアーが組まれるまで有名になったのか…と思ってお伺いしてみたら、ベリーズから入って中米を周るツアーとのこと。無事に沢山楽しんで欲しい!小さな空港でレンタカーをピックアップ。ひとまず空港近くのChedauiに寄って買い出しをしてからホテルへ向かう。 宿泊先はホテルタイムが長くなるだろうし、バカラルには再度行かないだろうと見込んで、折角だからと私好みのPuerta del Cielo Hotel Origenというコンパクトなホテルを予約した。2月後半の通常シーズンで1泊4,500ペソ(本日レート約4万円)。部屋のグレードは幾つかあり、バスタブあり湖が見える2番目のグレードの部屋を予約。縦長のホテルで入口から湖までの植栽がとっても素敵。緑色のトンネルを超えるとバスクリン色の湖が見えてなんて気持ちのいいこと。部屋は充分に広くてデザインはThe流行りのブティックホテル。ちょっとFresa感が漂うので好き嫌いはあるだろう。
Tijuana空港でSUVのレンタカーをピックアップ。CDMXは暑い日々だった中Tijuanaはあいにくの雨で寒い1日。旅の始まりということで初めてのレストランに行こうとAnimaronへ。Valle de Guadalupeで行った新規の中で久しぶりにヒットしたレストラン。しかしワインマリアージュ込コースで一人5,000ペソ(当時レートで45,000円程)、その価値があったのかはもう分かりません。
町へ戻ってきて少し散策。この町はメキシコの中でも鯨が妊娠と出産をしに来る有名な海があり立派な観光地だ。しかし今までのロードトリップから見ると、ようやくようやく到着、僻地と呼べるような土地。町に近付くに連れ、道にはゴミが放棄されているのを見た。この壮大な半島は政府のサポートが行き届いていないことに気付かされる。そして海は塩分が多く、メキシコの塩の大部分がここで摂られるという。そんな塩をビジネスに日本の商社が1社だけあった。(その年に撤退。)古ぼけたスーパーでも焼きそばが売られている理由が分かった。こんなにも空港まで遠い駐在地で尽力された歴代の日本人の方々に畏敬の念をお送りしたい。 夕方には夕焼けを見にDunas de la Soledadへ。こちらはツアーでなく個人で辿り着ける。広大な真っ白な砂丘の向こうには海が見える。ゆえ大強風だったけれど、人もほぼ居らずに大自然独り占め。美しかった…!
毎年この季節になるともっと洒落た一張羅でも持っていれば、と思う。メキシコデザインのイベントが様々な場所で開催され、洒落た業界の人々を目で知る機会でもある。世界共通、秋になれば人は芸術を無視出来ない、メキシコも然り。先日このメキシコデザインイベントの中でも一番の目玉『Design House』へ行ってきた。 Polancoを超えた先にある本物のお金持ちが住むエリアことLomas de Chapultepecの家と敷地を実際に使ってメキシコデザインが猛烈にアピールされる。なんと太っ腹なプレゼンテーションなんでしょう。