Milと0

ダンディな人を求めて30歳で日本を旅立ち、ジョージクルーニー夫と出会いメキシコに落ち着く。メキシコ生活10年。

メキシコは広く美しいBaja California Norteロードトリップ

今春Baja California半島の半周ロードドリップへ行く計画をしているので、今更ながら2024年3月23日〜30日に行ったNorteの半周ロードトリップを思い出しながら記していく。夢のロードトリップとも静かに言われているバハカリフォルニア半島は、自然で溢れている。何気ない一本道も全ての瞬間がハイライト。

1日目:CDMX→Tijuana、Ensenada, Valle de Guadalupe

Tijuana空港でSUVのレンタカーをピックアップ。CDMXは暑い日々だった中Tijuanaはあいにくの雨で寒い1日。旅の始まりということで初めてのレストランに行こうとAnimaronへ。Valle de Guadalupeで行った新規の中で久しぶりにヒットしたレストラン。しかしワインマリアージュ込コースで一人5,000ペソ(当時レートで45,000円程)、その価値があったのかはもう分かりません。

メキシコで一番美味しかった一貫
他はだいたいいつもの似たコースなので、過去記事を貼っておきます。

nicovida.hatenablog.com

nicovida.hatenablog.com

2日目:Ensenada→San Quitín

La Bufadoraという世界最大の潮吹き岩。絶壁に波が打ち付け潮がかなりの高さまで上がるスポット。残念ながらもう写真がなく。The観光地で行っても行かなくてもヨシ。その後ついにロードトリップが始まる!
完全なる一本道が3、4時間続く。サボテンと大きな石の道に圧倒される。しかし一切合切電波がありません。興奮の中に少し緊張感。

一本道を右に左に入って目的地へ行こうとすると流石にこの水溜まりは進めない!と諦めた。そんな道が何度かあった。

Volcan Ceniza

Hotel Jardines Bajaへ。この旅で一番シャビーシックで旅を象徴するようなホテルだった。夜遅くにはバイカーたちが続々と到着して旅仲間が集結。ホテル裏にはオレンジ畑があって好きなだけどうぞスタイルだったので、お言葉に甘えて頂戴した。真っ青の空の下でもぐオレンジは最高。

青空に伸びるヤシの木がBaja Californiaを象徴している

 

3日目:San Quitín→Guerrero Negro

La Loberaというオタリアが見れる自然公園に向かおうとしたところ、こんな道が出てきた。少し悩んだがSUVの我らにはやっぱり(どう考えても)無理だろう!と諦めた。電波が戻ってから確認したらクチコミに四駆必須と書いてあった。

Valle de Los Crios

Catavina Pinturas Rupestres

こんなところに文明が!

夕方にこの旅で一番の南下地・GuerreroNegroへ到着。鯨のツアーに参加するためにWhatsAppで連絡をしていたツアー会社の宿泊先へ。よく言えばアットホームだがプチ潔癖の私にはキツかった…何よりもマットレスが長年も使っているからか沈んで、V字になりながら寝た。

そんな宿泊先チョイス失敗をチャラにしてくれた(否、されなかったけれども!)グルメがあった。こんな洒落て美味しい海鮮タコスがこの土地にあることにびっくり。美味し過ぎて毎日通ったのは、Ostrica Sea Food.

Taco de Calamar al pesto

4日目:Guerrero Negro

朝一で他のホテル・Hotel Terra Salへ移動。事前にチェックしていた時はモーテルかなと思って避けたが、清潔だしマットレスが固くて涙が出そうになった。ありがとう!

その後午前中にこの土地で保護しているプロンクボーンというレイヨンの一種を見るツアーに参加。個体数がどんどん減ってきており、最近政府からの保護金額が減っていて今後どうなるか分からないと話していた。ツアーは2時間程で1人500ペソ。少し高いなと思ったが、保護に繋がれば本望だ。

その後Amargosという塩原へ。メキシコで何度目かのバスクリン色🩵

ツアーは3時間程で1人500ペソ。

町へ戻ってきて少し散策。この町はメキシコの中でも鯨が妊娠と出産をしに来る有名な海があり立派な観光地だ。しかし今までのロードトリップから見ると、ようやくようやく到着、僻地と呼べるような土地。町に近付くに連れ、道にはゴミが放棄されているのを見た。この壮大な半島は政府のサポートが行き届いていないことに気付かされる。そして海は塩分が多く、メキシコの塩の大部分がここで摂られるという。そんな塩をビジネスに日本の商社が1社だけあった。(その年に撤退。)古ぼけたスーパーでも焼きそばが売られている理由が分かった。こんなにも空港まで遠い駐在地で尽力された歴代の日本人の方々に畏敬の念をお送りしたい。
夕方には夕焼けを見にDunas de la Soledadへ。こちらはツアーでなく個人で辿り着ける。広大な真っ白な砂丘の向こうには海が見える。ゆえ大強風だったけれど、人もほぼ居らずに大自然独り占め。美しかった…!

5日目:Guerrero Negro→San Felipe

この旅行を決めた時、特に鯨を見たいという訳ではなかった。北半島の目玉を探している時に決めたのがGuerrero Negroだった。鯨はここでの役目を終え次の目的地へ旅立っている頃だった。3月中旬にはツアーを終えている会社も多かったので、ビジネスライクのツアーになってしまったのは仕方ない。船で鯨が水面に現れるのを待ち、遠くから数匹見た程度である。多い時期には何千匹がこの海に集まり、更には懐っこく人間が触れることを許してくれるそうだ。この海が温かく塩が多いことで出産がしやすいという話などが興味深く、その後一冊の本を購入した。

ツアーではその後塩の山へ。真っ白。

ツアーは7時〜12時くらいで1人1,250ペソ。腹ごしらえをして、さぁ次の目的地へ北上。途中から右手にはずっと真っ青な海が続く道で美しかった。

昼下がりにホテル・Casa La Vidaにチェックインして夕焼けを堪能。ストップ地として選んだだけだが、有名なビーチ観光地のようで沢山のメキシコ人がバカンスを楽しんでいた。数時間前にあの僻地に居たのが信じられなかった。

部屋にキッチンがあったのでスーパーで買い物して久しぶりにきちんとした食事を夫が作ってくれた。

6日目:San Felipe→Mexicali

朝散歩して美しいSanFelipeを写真に残して次の目的地へ向かう。近くの浜辺でバギー初体験。海が美しくて気分良く乗車。最高に楽しかった。

オーバーザサンTシャツ着用

アメリカと隣接するMexicaliに到着すると、国境の壁が出没。空気量はもちろん変わらないのだが、この壁を見る度に少し呼吸が難しくなる。

より"街"へ戻ってきた。Hotel Lucerna Mexicaliにチェックインし、散策へ外へ出るも猛烈な暑さ。セントロの街を歩いているのは私たちだけだった。商業都市でありながらレトロさと寂れた感じが混じっている不思議な街。Fauna Tasting686 Cerveceria寄って久しぶりのクラフトビールに喉を鳴らして。大繁盛していた、暑いもんね。

7日目:Mexicali

一切合切日影がない塩湖・Laguna Saladaへ。東京23区の半分の大きさがあり、車で通過することも出来る。車で侵入後駐車し、少しハイキングすると暑くて陽炎が見える。変わらない風景と暑さに、早々に退散。塩湖は丘のような小さな山に囲まれているのでそちらに進んで見ることに。大量の日差しを全身で浴びながらのハイキングハード!

メキシコシティで食べる中華料理は美味しくない。アメリカとの国境ながらもメヒカリにはメキシコ最大の中華街が在る。墨西利と書く程なのでついに美味しい料理が食べられるかと楽しみにしていた。大きな中華レストランへ行くと、地元民も大きく中華料理文化が浸透していることが目に見えて分かった。味はやはり美味しくなかった。

夜には中華街で最近人気のあるらしいバー・Barrio Chino de Mexicaliへ。大盛況。街の人ここに一点集中していたのかな。

7日目:Mexicali→Tijuana→CDMX

さぁ、Tijuanaへ!最後のロードトリップも素晴らしい風景だった。

Tecateに寄ろうとしたら大雨!Tecate工場もクローズしていたのでスキップ。

夜のTijuna発でCDMXへ。お疲れ様でした!

総評

夫婦で長年のペンディングだったBaja Californiaロードトリップ第1弾。まずはずっと運転してくれた夫に感謝。運転が好きな人と一緒でいないと成り立たないプラン。こうやって改めて思い出しながら記すとどの風景も美しかった。ここでキャンプしたいね!なんて夫と話すポイントが山程あった。(治安に関しては考慮する必要がある!)3月はBaja Californiaロードトリップをするには最高の時期。初日以外は雨に踊らされることもなく予定通りに進められた。

北半島のど真ん中には世界で三番目の天文台が在るSierra de San Pedro Mártirがある。折角メキシコにいるから、そこには必ず行ってみたい。ひとまず春に行く南半島のロードトリップを安全に楽しもう☺️

今回2年前の記憶を写真なしで辿るのは難しく、特にどんな食生活をしたのか思い出せなかった。今度の旅は時間を置かず記す所存。長い旅記録にお付き合いいただき、ありがとうございました。