10月ですがあと2ヶ月で超えてくるレストランには出会えないだろうということでご紹介します。上半期にクアトロシエネガスを訪れた際に寄ったモンテレイ。友人におススメされたレストランで、お腹いっぱいの中で唯一食べられた一品が絶品で衝撃を受けました。『Cara de Vaca』を堪能すべく、この度日帰りでモンテレイに行ってきました。
シェフはJesus Villarreal、愛称は“Chuy”
いくつもの飲食店で成功を収めているChuy。その中でタコス屋Taqueria Orinocoはモンテレイ発祥で現在はメキシコシティでも展開中。今回のおススメするレストランCara de Vacaは彼の展開する飲食店の中では高級ライン。メキシコで一番物価が高いと言われるSan Pedro地区にあります。2019年2月にオープンし、2022年中南米ベストレストラン60位に位置しています。店構えとしてはカジュアル。そこまで洗練されているわけでもありませんが、一番大事なのは美味しい体験です。
■R. de la Plata 448, Del Valle, San Pedro Garza García
恋に落ちた “Tacos de Pulpo”
前回食べたこの一品の味が本当に絶品であったのかを確かめるため、初手で注文をしました。やはりこれは…絶品。トルティーヤの中には豆ペーストと味付けタコとアボカドと紫玉ねぎ。それをライムと唐辛子のスープサルサに浸しながら食べます…。こんなパリっと焼かれたトルティーヤをスープに浸すとは…家庭料理の世界で生きている私にとっては目から鱗のほっぺが落ちる!もうどんな顔して食べていたのか分かりません。食べている時点ですでにこのタコスを食べに再びモンテレイに戻るだろうと未来のスケジュールが決定。
※このレストランの味はどれも大味。それでも焼き方やプロセスが神がかっています。繊細な味をお求めの際にはおススメしません。
友人おススメの“Tacos de Enoki”
美味しかったけれども、他に食べてみたい料理が沢山あるのでリピートはしないでしょう。 友人はEnokiが初めてだったので感動したみたいです。
シェフおススメの“Tacos de Trompo al Rey ”
このレストランの名物メニューのひとつ。燻製されたPastor4つ入りでトルティーヤをとうもろこしか小麦粉かを選べます。今回は2つずつで頼んでみました。(北は小麦粉のトルティーヤが主流)。サルサも抜群で小麦粉トルティーヤで食べる肉タコス、中東も感じて好みでした。
気になった“Cachetada de Ribeye”
美味しかったけれども、他に食べてみたい料理が沢山あるのでリピートはしないでしょう。
今回夫婦2人で食べたのは4品。サラダもデザートも食べてみたいのですが、ひとつひとつが大き過ぎて断念。いつか大勢で訪ねることがあれば是非試してみたいです。全てがBonisimoという訳にはいきませんが、Tacos de Pulpoはメキシコ料理を愛する人全員におススメしたいくらいの大ヒット。
今回は朝イチでモンテレイに飛び、こんな日帰り旅をしてきました。山好きで美味しいものを探すのが好きな方のご参考になれば幸いです。
7:45 メキシコティ発
9:15 モンテレイ空港着
9:30 空港でUBERを呼び、Parque La Huastecaへ。(渋滞少々有りで45分・550ペソ)
10:15 Parque La Huasteca到着。
雨に降られてしまったので、軽いハイキング。岩登りツアーにきちんと参加してこのインスタのような素晴らしい景色を堪能しに乾季に再チャレンジする予定です。ちなみに暑い季節は熊出没とのこと。
13:00 Cumbres地区のスポーツジムへ。モンテレイでサ活。(UBER30分・300ペソ)
14:40 ジムからレストラン『Cara de Vaca』へ(UBER20分・160ペソ)
15:00 食事&ビール@SanPedro
18:00 モンテレイ空港へ(UBER35分・480ペソ)
公園入口1分前までモンテレイの街で戻りのUBERを呼ぶのも簡単。メキシコのレンタカーは保険代が高いので、UBER移動の方が運転しなくてもいい分お得でした。もっと色々なところに行きたい方はやはりレンタカーを借りた方がいいかもしれません。(今回合計は約1500ペソ)
日本を出て長く海外暮らしで後悔しているのは、日本でケチらずに週末旅行をもっとすればよかったということ。アクセスがいい日本は週末1泊2日でも色々な場所へ行くことが出来たのに、ケチってしまった20代。その反省を活かしてモンテレイに通いたいと思います。そしてまだ行けていないチアパスのサンクリストバルにも…日帰りグアダラハラも!