Milと0

ダンディな人を求めて30歳で日本を旅立ち、ジョージクルーニー夫と出会いメキシコに落ち着く。メキシコ生活8年目。

海外で日本の寿司を食べる Sushi Tatsugoro

かつてメキシコシティの巷でメキシコシティNo.1と呼ばれている鮨屋に行った時、私は見事に外れを引いてしまったのです。その日残念ながら店主の寿司職人がおらず、私の寿司体験はトラウマへ。彼が握る寿司だから3,000ペソの価値があると聞いて訪れたのに、ここは帝国劇場でなくて劇団四季メソッドなの?と。(劇団四季のキャスト公表は直前でチケット購入時には分からない。)それから私はメキシコでは鮨屋には行かず、その分を日本滞在時に思い切り楽しむための寿司貯金としてきました。 

でもここ数年少し気になる鮨屋がある… 

日本人妻の使命

夫は妻が日本人であることで、よく友人や仕事仲間に「メキシコシティでおススメの日本食はどこだ?」と聞かれるそうです。自分で料理をするようになると、わざわざ行きたい日本食はなかなかないのが正直なところ。そもそも日本時代も足繫く通ったのはエスニックレストランばかりだったなと思ったり。そんなこんなで私は今の日本食レストラン事情には疎いのですが、夫は私よりも会食で日本食へ行くことが多いです。外国に暮らす日本人妻である以上、もう少し情報を持つべきではなかろうかとじわじわと使命感を感じ、2023年の真ん中誕生日に行って参りました、約6年ぶりのメキシコシティの回らない寿司!(日本感覚からすると高級寿司とまではいかないと思われます。)

Sushi TatsugoroはホテルSr.Regisの中にある 

会食で使うなら味はもちろんのこと、お店の雰囲気がよくなくっちゃ!と夫目線で気になっていた場所。Rokaiグループと言われていたEdo Kobayashiはメキシコシティ日本食ブームの火付け役に一役買ったイメージ(個人の意見です)。それまでは老舗か今時っぽいMogかの庶民的日本食イメージから、“日本食=お金を出して味を愉しむもの”としての位置付けを作り出し、日本食のレンジが広がりました。そんなEdo Kobayashiの中で一番新しい鮨屋。F1メキシコGPの際に、我がメキシカンドライバー・Checoが宿泊するホテルSr.Regisの2階にあります。 

カウンターで寿司職人の仕事っぷりを拝見。 

正直レビュー 

日本にいる友達に今日の寿司写真と価格をLINEでチャットしたのです。「高杉」の一言。海外にいるからそんなもんだと思いがちですが、今年はそういう発想を辞めたいなと思いました。きちんとした価値感覚を持たなければ!

味は驚きはなかったですが平均的に美味しく、たまの贅沢にはいいところ。広々したカウンターと器が好きな人がチョイスしたんだな、という和食器も何だかいいです。うすはりグラスにはびっくり。

nicovida.hatenablog.com

ここの熟成マグロ寿司は日本で食べても美味しい!と声が漏れちゃう味でしたので、記事貼らせて頂きます。

私は年1必ず一時帰国組なので、引き続き寿司貯金をしていきたいと思います。寿司ネタのことを考えると一時帰国は冬寄りになりがちです。やはり日本の秋冬の旬は特別。そろそろ一時帰国の日程を決めて、チケットを予約せねば。白子~白子~♪