Milと0

ダンディな人を求めて30歳で日本を旅立ち、ジョージクルーニー夫と出会いメキシコに落ち着く。メキシコ生活8年目。

メキシコ母の日とカルボナーラ

メキシコの母の日は5月10日。平日でも会社が半休になったり、お休みだったりするので、当日はレストランが混んでいます。そのため大体その付近の週末に家族で集まります。

今年も例年の如く、先日母の日のお祝いで義家族大集合しました。(普段からよく集まってはいます)お母さんのリクストにより、今年は“ジェノベーゼパスタとラム肉“で、料理担当は夫。しかし彼の弟からカルボナーラのリクエストを受け、こちらは私が担当。

メキシコはパスタが美味しくない

日本のパスタの概念を持っていると、どの国へ行っても物足りないと思うのではないでしょうか。イタリアよりパスタのメニューは大きいし、和風にアレンジされているパスタもあり、日本のパスタ文化は特有でスペシャル。メキシコで美味しいパスタに出会うのは美味しい寿司を食べるより難しいです。メキシコにはパスタがアルデンテである概念もなく、パスタをメキシコ風にアレンジしていくという創意工夫はそこまで浸透しているようには見受けられません。そんなこんなでパスタはレストランで食べるより、おうちごはんで食べることがほぼほぼ。

私の一番好きなパスタはカルボナーラ

日本にいた時は、パスタの日はカルボナーラかナスの辛ミートソース。カルボナーラ率が特に多かったです。シンプルながらもハイカロリーなだけあって食べ応えもあり、ついつい頼みがち。初イタリア旅行ではカルボナーラを食べることを心から楽しみにしていましたが、日本の方が美味しくて驚いた経験があります。メキシコに来てからは私が作るパスタのレギュラーメニューのひとつが“カルボナーラ“。

メキシコ人にパスタを振る舞う

家族の会は私を入れて合計8人。その中の2人は日本食が好きではないようなので、この会で私の得意料理“餃子“や“スパイスカレー“を振る舞ったことはありません。今回日本食ではないものの私の手料理を本格的に振る舞うのは初めて。今回はリクエストありきだったため、“口に合わなかったら仕方ない。ええいままよ!“で振る舞いました。

8人前の準備と他の料理とのタイミングも含め、出来上がりすぐ食べてもらうことは困難。アルデンテは少し過ぎてしまいましたが、メキシコ人全員に大好評。私の疑念が自信へ繋がれた瞬間でもありました。

※写真を撮る余裕がなかったので、以前のものを…

 
 
 
 
 
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A post shared by MAJA (@nico__vida)

以前日本食レストランで隣のメキシコ家族がたこ焼きを食べて、「なんだこりゃ、生焼けじゃん!」とコメントしているところに遭遇しました。たこ焼きって海外旅行者に人気があるって聞いたけれども!と驚きましたが、生焼けだと感じる人がいることも理解。それ以来日本食に興味がない人に振る舞って、苦笑いで美味しいよ〜とお世辞な会になることを避けてきました。しかし今回「こんなに美味しいカルボナーラ食べたことない!」とまで言ってもらえ、人様へのおもてなしに自信が生まれました。クックパッドのアレンジレシピですけれども。

あんなにいい笑顔で食べてもらえるならいつでもお作り致します!と心から本日の成功を喜んでいたら、「次はラーメンが食べたい!」とのリクエスト。熱さが命のラーメン、8人前をいかにして準備するかプランを熟考せねば。日本代表の気持ちで作らせて頂きます!

日本の母には毎年ながらの鰻をお送り致しました。間違いなく喜んでくれる最高のオプション。

もう父の日用になっていますね。父の日も同じものを送る予定です😆

ちなみに先日の圧力鍋でのごはんの結果。やはりもっちりしており、仕上がりが違いました!美味しかった…しかしふんわりは難しいようです。お供の餃子も羽付きで焼き上がり大満足。