Milと0

ダンディな人を求めて30歳で日本を旅立ち、ジョージクルーニー夫と出会いメキシコに落ち着く。メキシコ生活8年目。

2024年も好きなことを深掘りしていきたい

新年あけましておめでとうございます。 

年明け早々心が痛む能登半島地震のニュース。亡くなられた方のご冥福をお祈り致します。被災された方々が少しでも早く温かい場所でホッと出来る日が来るよう願っています。ニュースで特にご高齢で避難をされている方を見ると両親と重ねてしまい、涙が溢れてきてしまいます…故郷を一度失う気持ちを想像するだけでやりきれない気持ちになります。微力ながら復興、被災者の方々の生活の立て直しや最前線での救助活動のお役に立てますよう、紗栄子さんの社団法人Think The Dayを通して寄付をしました。

2023年はここ数年ほぼ隔週でカフェシートをしていた友人、一緒に美味しいものを食べたり共に自然を感じたりしていた長年の友人がメキシコを旅立っていきました。私の日常生活のルーティンのベースは夫との暮らし、でもたまに会う友人たちの時間が人生のスパイスになっているなと改めて思わされたお見送りでした。でもでも寂しさよりも応援の気持ちが大きいので、新天地での平穏な暮らしを願っているよ! 

一時帰国で出会った長年の友人たちからも人生のヒントをもらいました。というのは!みんな趣味を通してコミュニティに参加していること。それぞれ趣味を謳歌する中で人と繋がっていて豊かな暮らしをしている様子を聞きました。今興味を持っていることは今まで独学。でも友人たちの話を通して、クラスやワークショップに参加してみようと思い始めています。2022年に折角始めたフラワーアレンジメントは手が荒れてしまい2023年は何も出来ずにいましたが、ようやく手が戻ってきてくれた…涙。行ってみたいメキシコ人の生花クラスがあるので今年こそは参加するぞ!そして突如と興味を持った茶道。NYのカフェでは抹茶ラテは(適当に)抹茶碗で点てた抹茶を使って魅せるプレゼンテーションが流行っているらしく、私も家でやってみるかと軽い気持ちで始めただけなのに、今や大切な瞑想時間。茶の歴史を学び始めると茶の時代に生まれた日本の美しさの概念は今私が日々感じているアートへの閃きと同じであるということに気付かされています。(まだ学び始めたばかりなので深掘りはしないでください☺️)

秋の一時帰国で行った東京根津にある和食割烹の“まめたん”。料理研究家Arikoさんの行きつけのひとつでArikoファンの親友と2人で行きました。一品ずつ出てくる料理全部全部が美味しくて…明らかに自分よりもしっかりと人生に足跡を付けながら歩んでいる人が作る料理でした。感動させる料理には知識も知恵も技術も必要なんだ…美味しすぎて翌週に夫と再訪。今までカウンターに座って、大将がその日の活きのある食材で美味しい料理を出してくれる和食割烹に行ったことがなかったので、ドハマりしました…もう次の一時帰国で行きたいお店が多数…っ!そんなお店に惹かれた理由のひとつが“器”にハマっている四十路の今だからこそ。料理に合う器でおめかしして出てくる一品料理たちの慎ましく上品なこと。器の勉強もしたいし、素敵な器に合うような料理を作りたい…いつか家庭料理の域を飛び出してみたいと初めて思うような体験をさせてもらいました。家庭料理もまだまだなのでいつかはいつかで笑。

好きを誰かと共有することで広がったり深まったり、そんな1年になるよう脱・独学!