Milと0

ダンディな人を求めて30歳で日本を旅立ち、ジョージクルーニー夫と出会いメキシコに落ち着く。メキシコ生活8年目。

メキシコシティで一番大きなTrompo de Pastorはどこだ?

メキシコ同僚とのランチタイム、“一番好きなタコスの種類は何?”の話題で3分の2が“Pastor”と回答。私はつい数年前まで夫の軽い洗脳によりPastorはつまらないタコスだと思い込んでおりましたが、洗脳が解けた後このタコスの奥深さと気軽さに虜になりつつあります。 

Tacos de Pastorとは 

同僚だけでなくメキシコシティでこのタコスが嫌いな人はいないのではないのでしょうか。以前このPastorの記事を書いたことがあったので、是非読んでみて下さい。

nicovida.hatenablog.com

nicovida.hatenablog.com

Trompoの大きさはそのお店の人気を表すもの 

Trompoとは駒という意味で、タコスの場合は肉の塊です。この肉の塊は、鉄の串に薄い豚肉を重ねていき、アチョーテというメキシコの赤い唐辛子で味付けをします。Trompoの頂点にはクリスマスツリーの星のように玉ねぎとパイナップルが鎮座します。お店は日ごとにこのTrompoを準備するため、“大きい=売れている“に直結。美味しいPastorが食べたければ、Trompoの大きさをまずチェックせよ!と言えますね。 

メキシコシティで一番大きいと言われている“Los Cuñados”

そんな情報をメキシコ同僚たちから教わりました。セントロのPlaza Meaveというモールの入り口にあります。彼らのTrompoは300㎏で毎日売り切る。365日10時~19時営業。実際に行ってきました。 行った日は日曜日でしたが、正直No.1の貫禄は感じませんでした。というのも朝9時くらいにセントロを歩くとどのタコス屋もTrompoの準備をしており、Los Cuñadosに辿り着くまでにすでに度肝を抜かされるようなTrompoに出会ってしまっていました。どれも250〜300kg。うむ、メキシコシティで一番大きなTrompoを決定するにはまだまだ捜査が必要です。

ギネス世界記録では2017年Aguascalientesの“Los Cuñados” 

www.elfinanciero.com.mx

なんと5トン、約20万タコス分の大きさ。こちらはイベントでの記録。 同僚たちはメキシコシティの最大と言われているのはこちらの記録と混同していたのかもしれません…。

逆に有名な小さなMini Trompoはこちら。 

mxcity.mx

メキシコのTrompoはドラえもん世界線そしてPastorはプエブラも有名。いつかプエブラNo.1のTrompoにご挨拶したいですね。 

 

メキシコ人とどこのタコス屋が好きかの話は鉄板会話。日本でも好きなラーメン屋の話をしますが、No.1が被ることはなかなかありません。タコスも同様、各々のNo.1を持っています。2024年はメキシコ生活10周年。記念にメキシコ友人たちのNo.1タコス屋巡りをしようと思っています。