Milと0

ダンディな人を求めて30歳で日本を旅立ち、ジョージクルーニー夫と出会いメキシコに落ち着く。メキシコ生活8年目。

Netflix『トークサバイバー』メキシコ人に日本のお笑いは通じるのだろうか

現日本のお笑い界 1プロデューサー佐久間宣行のプロデュースによる“日本のお笑いはこれだ!“という気合いの入ったNetflix番組『トークサバイバー』。

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さて我がメキシコ夫の目にはどのように映ったのだろうか?

夫は意味が分からないという顔で 1話目で終了。そしてとにかく下ネタ話に怪訝な顔を続けていました。

私も思いましたよ…日本ってこんなに下ネタオンパレードの国でしたっけ??

欧米国はオープンだと思われがちですが、メキシコ人含む外国人友達と下ネタの話をすることは滅多にありません。いや、むしろ8年で皆無。メキシコのメロドラマでは驚くほどの熱いキスシーン、メイクラブシーンが描かれますが、ラブシーンにオープンなのと下ネタ話をすることは違うようです。ちょっと茶化して面白可笑しく話をすることはあったとしても、生々しい話するのは限られた人間関係だけだと思われます。

今となっては会社の飲み会で下ネタってもう信じられません。海外移住する前は外国人はみんなSEX&THE CITYだと思っていましたが、メキシコは違いました。

私ですら何度も“これを…全世界で…えええええ、わわ笑えない…“と引いてしまいました。

出演者の中には好きな芸人さんも出演していましたし、優勝者には納得。下ネタで引いた回数と同じくらい大爆笑するポイントもありました。しかし日本の文化、その芸人さんの立ち位置があの番組だけでは分からない夫にとっては笑いが起きなかったようです。

私だって未だにメキシコの笑いは分かりません。最初の頃によく舞台を観に行っていた時、笑いどころが分からず語学のせいだと思っていましたが、8年目になっても笑いのツボは掴めません。笑いが分かる=その文化を理解していると言っても過言ではないと思います。

日本のアニメやドラマには興味がない外国人が『トークサバイバー』を観て笑えるのだろうか?という問いには私は“笑えないし不理解“に一票です。みなさんのご家庭ではいかがでしたか。海外の反応が気になるところです。