私は日本が嫌で海外へ出たタイプではありません。メキシコも好きだけれども、日本も大好き。どちらにもいいところも悪いところもあります。いいとこ取りはなかなか難しいです。
夫の国に住む国際結婚の悩み
１．やりたい仕事がない
日系企業での仕事で満足出来ない人にはなかなか難しいと思います。１週間の40時間は貴重な時間、自分の好きではないことに費やしたくない気持ちと生活の為に働くかの狭間に随分と悩まされます。現地採用の仕事内容も20代だろうと40代であろうと変わらないため、お給料が安いのもキツイ(メキシコの場合）。手に職を持っている人や海外でも日本でもどこででも仕事が出来るGIG WORKERを本当に尊敬します。簡単になれるものではありません。
旦那さんの国で生活している人は専業主婦の方も多いかと思います。専業主婦でいるにも才能が必要です。私は人のお金で生活することに未だに慣れません。
メキシコでは資産家でない限り基本夫婦共働きが当たり前なので、夫の友達や知り合いに「何の仕事をしているの？」と聞かれる度に何だか凹みます。自国でキャリアを積んできた人が外国で同じようにキャリアを積み続けるのは本当に本当に難しく、夫と一緒にいたいけれども自分のキャリアとは？と日々悶々します。でも彼との結婚と海外移住を選択したのは自分。難解、難解。
２．日本では彼氏を作るのが難しく、海外では友達を作るのが難しい
メキシコはスペイン語学習者に対し、とても忍耐力を持って付き合ってくれると思います。異国の新生活で色々手助けしてくれる存在は心強いし、スペイン語の勉強にもなるし…などど理由を付けて一緒にいる時間が増え、恋愛に発展しやくもあります。
一方友達になるには“共感“が重要。そのためにも圧倒的な言語力が必要だと思います。女性同士のあるある“恋愛話““仕事の自己肯定感話“も文化の違いで共感し合うのが難しい。ちょっとしたフィエスタ知り合いは沢山いても、なかなか友達は出来ません。
日本でのパートナー探しにては、お互い選ばれるか／選ぶかと出会った瞬間から気張り過ぎているのかもしれません。私は少なからずそうでした笑。
２は特に年齢を重ねたこともあり、そんなに気にならなくなりました。友人達とはいつでも連絡は取れるし１年に一度日本へ帰国が出来れば大丈夫。でも１は自分で行動して結果を出さない限りは自己肯定感は戻ってきません。なんたってアラフォー、人生の稼ぎ時のため、真剣に考えている今日この頃。
