Milと0

ダンディな人を求めて30歳で日本を旅立ち、ジョージクルーニー夫と出会いメキシコに落ち着く。メキシコ生活8年目。

Vlog Toutubeをやりたかったけれど、やらない理由

コロナになってからYouTubeを始める人も観る人も増え、私のプロジェクトが頓挫してから私もYouTubeに興味が湧きました。

決してメキシコでは大きくない完璧ではない家ですが、海外っぽいヴィンテージマンションは私の大のお気に入り。当時は引越すつもりで物件を探していたので、折角ならこの大好きな家を記録に残し紹介したいなという想い。

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①どの角度も完璧にしないといけないというプレッシャーと初期費用投資

まず携帯で編集アプリと携帯用三脚を購入。試しに動画を撮り編集をしてみました。初めての自分の動画作品を見て思ったのが、「…全く面白くない…誰得…?」。自分が見ている人達はきちんとしたカメラを使ってそれなりの編集アプリを使い、最初に初期投資をしています。投資分をペイ出来る程の情熱はあるのか…?と考えて足踏みをすることに。

そして家の中の壁やキッチン用具やらインテリアまで、動画の中に自分のこだわりではないものが映ると、これ好きなものいや素敵なものに買い替えてからでないと動画撮影できない、と思ってしまいました。でもこれって本当に必要なのか?と自分の暮らしというよりも見せ方を考え始める始末。

日本でVlogやっている人のAesop率100%ですよね?

②プライベートを切り売りすることに疑問

私1人だったら大したカメラでなくても携帯で出来る範囲の自分にとって最高の動画を上げていたと思います。損しない程度でやってみて、反応次第で投資していく、“興味があるならひとまず挑戦せよ“精神。でも私の家は私だけの家ではありません。写真の切り抜きよりの何十倍もの情報が詰まっている動画を公開することに疑問を抱きました。夫は私のやりたいことを基本的には応援してくれますが、SNSには興味なし。画面の中よりもリアルを生きたいし、自分のデータを無償提供することに違和感しかないというSNS拒否派。さすがITを分かっています。そんな夫のプライベートを私のちょっとやってみたいという気軽な好奇心で曝け出す権利はない、と今は完全に見る専門。

③でもいつか。は捨てきれない

Blogも始めるまでも②のように思っていましたが、やってみて気付いたことが沢山ありました。誰かに伝えたい時、どんな言葉を使ってどんな写真を使って書くかを考えることはクリエイティブな作業。今まではただ過ぎ去っていた日常の行動や思考に“これBlogに書けるかも“と思うだけでメリハリが生まれます。そういう小さなことを自分の言葉で誰かと共有する楽しみを今は知っています。

夫と切り離せる環境やスペースを持てたら、挑戦するかもしれません。その時には違うプラットフォームが生まれているかもしれませんね。

 

最近新しいピアスの穴を開けたくてたまりません。何かを突破したいという深層心理の現れでしょう。何度も再燃しては我慢、を繰り返してきたので今回は実行するつもり。