Milと0

ダンディな人を求めて30歳で日本を旅立ち、ジョージクルーニー夫と出会いメキシコに落ち着く。メキシコ生活8年目。

再びメキシコの現代アートWEEKがやってきた!

ギャラリーにて現代アートなどが見れるART WEEKがやって来ました!メキシコの美術館やアートイベントが日本と比べたら圧倒的に少なく、更に今の政権になってから文化支援金が減額。メキシコでアートに触れるには能動的ではないと出会えません。

ZONAMACO

zsonamaco.com

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前回は沢山ギャラリー巡りをしましたが、今回は新聞に掲載されていたアート展のみ。昔飲み屋だった場所での展示。メキシコらしさがあって気に入りました。

作品数はだいぶ少ないのに入場料150ペソ(本日レート850円)は通常よりお高いアート展でしたが、アーティストへの尊敬とエールだと思えばそれもまた。

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日本だとオブジェなどの立体アートが好きですが、メキシコは色使いのセンスが素晴らしいので“イラスト展“などが開催されたら必ずや行きたいです。メキシコの街並みが明るいのも、真っ青な空に負けない派手な色の壁たち。協調性とか関係なく自分たちそれぞれが好きな色を塗っています。そんな色使いの中で暮らしていれば、あの天才的な色使いの感性が養われるのも納得。

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f:id:nico__vida:20220211033807j:plainメキシコで活躍をしたメキシコ人アーティストと言えばの“フリーダカロ“を超えるアーティストの作品にも出会えるかも?2月13日まで開催。

インスタ映えするかわいいプエブラの教会に注目-バロック建築-

メキシコシティから2時間もあれば行けちゃうプエブラなのに、あんまり行ったことがありませんでした。建築好きになってから行くべき街のひとつとなりました。

プエブラバロック建築で溢れている

スペイン人の到来後、メキシコバロックが発展。街中に教会が溢れています。有名なプエブラセントロだけでなく、セントロから30分度の“Cholula(チョルラ)は特に可愛くて面白い教会が沢山あります。

荘厳、重厚、華麗な内装。外はクラシックでも中はキラキラ、美しいステンドグラスで驚くことが多いメキシコの教会。プエブラの教会は外装建築からして派手。

Santuario de la Virgen de los Remedios

メキシコバロック最高峰とも呼ばれている教会。丘の上にあるのでチョルラの街全体、メキシコの火山として有名なPopocatepetl山も見渡せます。

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San Francisco Acatepec

色鮮やかでインスタスポットとしても有名。私は行った日が悪く、中に入れませんでした🥲

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Templo de Santa María Tonantzintla

外観も内装もすごい!可愛いのに豪快で見応えがある教会。

 
 
 
 
 
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Church of Santa Maria Cuaco

外観は四方八方に電線が張っているのでインスタ向けのいい写真を撮影することはできないかもしれません。しかしプエブラならではのタラベラ焼きのタイルが張ってあり、水色の可愛らしい教会。

 
 
 
 
 
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実際に見てみたい建築を回るには1日では足りません。プエブラは美食の街としても知られているので、これまた1日では足りません。近々また行かなくては♪

今回出会った恐ろしく美味しかったチュロス。次回はこの年輪チュロスを買います!

nicovida.hatenablog.com

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メキシコで出会える日本人建築

日本の反対側のメキシコでも日本の有名建築家の作品が見れます。

今回はそのひとつ伊東豊雄氏の建築・Museo Internacional del Baroccoに行ってきました。

伊東豊雄(Toyo Ito)

1941年生まれの建築家。高松宮殿下記念世界文化賞RIBAゴールドメダルUIAゴールドメダル日本建築学会賞作品賞2度、グッドデザイン大賞、2013年度プリツカー賞など受賞歴多数。 Wikipedia

代表作:せんだいメディアテーク、The高円寺、多摩美術大学図書館

Museo Internacional del Barocco

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国際バロック美術館。2016年建設。メキシコの中でもバロック建築が残るPuebla(プエブラ)という街にあります。カトリック教会に多く見られるバロック建築プエブラセントロにもチョルーラにも印象的な教会が沢山見られます。

美術館自体は紙が美しく波打っているような上品なモダン建築。プエブラのビジネスエリアに突如現れる白い建物。メキシコ特有のパキッとした青空とのコントラスト、素晴らしいです。

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どこの角度から見ても美しいです。また美術館の裏には広い庭があります。

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中も日本人らしい“アートを展示する“ことを目的とした美しいデザインです。

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実際のバロック展示は、展示数は少ないですが大変興味深いです。実物よりも映像が多いですが、入場料50ペソ(本日レート280円)なので問題ありません。

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バロック文化に興味がない方にも見応えのある建築です。プエブラに行く際には是非とも足を運んで見てください!

外国人と建築の話になると、よく日本人建築家の名前が出てきます。その度勝手ながらちょっと鼻高々になります。

メキシコシティで一番美味しいカツサンドのお店(海老カツサンドも!)-Loose Blues-

海外にいるとなぜ日本では年1回食べるか食べないかの料理が食べたくなるのでしょうか?私の場合はカツサンド“や“海老カツサンドがその代表です。

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数年前から“カツサンド“は特にメキシコでもじわりじわり人気が出ています。外国人に人気の日本料理の代名詞のひとつがお好み焼きであることから納得。日本人経営だけでなく、メキシコ人経営のお店のメニューでも見ることも。

メキシコシティ在住8年目の私が“これは日本の味“だと思ったのは1店のみです。

Loose Blues

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一階が小洒落たショップになっていますので、そのショップから入り2階へ上がるとカフェがあります。サンド以外にもカレーなど日本のカフェメニューなどが揃っています。お店もガラス張りで雰囲気も良くて好きなカフェのひとつです。

Dinamarca 44, Juárez, Cuauhtémoc, CDMX

美味しい理由

食パンがちゃんと日本の味で、焼かれていない。

メキシコパン屋の食パンは、軽過ぎてただただサクサクなことがよくあります。味もちょっとブリオッシュのようなミルクな甘さのこともあり。カツ/海老カツサンドには“日本の食パンの味と食感“が必須です。Loose Bluesだけが食パンを焼いていません。正しいカツサンドです。

とんかつが普通のとんかつ。

分厚さは大事です。先日コーヒーが美味しいカフェのカツサンドは…分厚過ぎて、生焼けを疑う程。厚ければいいと言うことではありません。Loose Bluesのは程良い分厚さで日本のカツサンドの分厚さ。ちゃんと一口ずつ噛み切れますし。シンプルに日本の味を再現しているのが安心の美味しさです。

海老カツサンドは2店舗でしか食べたことはありませんが、どちらもエビフライが幾つか挟まれているタイプ。カツレツタイプも是非お願い致します。

とんかつソースが普通にブルドックソース

たまにどこのメーカーのソースか分からないソースを使っているお店もあります。素直にブルドックソースでお願いしたいです!

カツサンドの評判が良い“ENOMOTO COFFEE“には行ったことがありません。行こう行こうと思っていたら、空港へ移転しちゃいました。

いつも“このお店なら!“と期待して挑戦してきましたが、フラれるばかり。でもまた新たな情報を得たらきっと私は挑戦するでしょう。

揚げ物上手になると家での出番が増えそう(=太りそう)で基本避けていますが、Instagramでフォロワーさんにオススメの食パンも教えてもらったので、自分でも作ろう2022年。

海外での肌トラブル

メキシコに戻ってきてから人生で一番最悪の肌トラブルが発生してしまいました。

約半年前から目の周りの皮膚が赤くなったことが始まり。(メキシコで発症)完治しないまま日本3ヶ月の一時帰国へ。

日本でも治らないので眼科へ

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目の周りの赤みは日本でも時折発症。ちょっと赤味が強いと友人から「どうしたの?」「ものもらいでは?」と心配されることも。“もしウイルス性でゆくゆく目に悪影響があったら怖い“、10割負担でも病院へ行くことにしました。ネットで情報を調べても私と似たような症状の情報に出会えず、ひとまず眼科へ。(皮膚科が正解だった。)結局眼科でもしっかりした原因は分からず、抗生物質を処方されただけ。それでもひとまず病院で診察してもらったことで一安心。気休め程度ですが快方している気がしていました。

しかしメキシコへ戻ってきてから数日後の強風日に出掛け、夜に顔全部が赤くなりカサカサになり粉まで噴く状態。目の周りだけでなく頬もおでこも赤赤赤❗️肌が強いと思っていたのに、こんなになってしまったので焦りと凹み。

メキシコで皮膚科へ駆け込む

すぐに近所の皮膚科を予約して診察へ。ぱっと見で「アトピーみたいだね」と言われましたが、私はアトピー持ちではありません。何かのウイルスでもなければ花粉アレルギーでもありません。“大気汚染と乾燥による炎症“が原因でした。メキシコの空気汚染は多少は感じていましたが、こんな風に身体が悲鳴を上げることになるとは想像もしていませんでした。

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処方された薬を15日間した結果

炎症を抑えるための塗り薬を塗るとあっという間に炎症が抑えられていきました。薬様様です。薬を塗っている間は市販のスキンケアの使用禁止。化粧水の代わりにAneveの水スプレー、洗顔もAveneの無香料の無添加石鹸。

薬を処方して10日目。自分の肌の変化に気付きました。私はずっと頬に赤味があるのを気にしていました。その赤味がだいぶ薄れています。万年軽い炎症を起こしていたと言う事なのね!と納得をしました。以前シミ取りに行った時にシミの一種と言われたけれども違うのね!と思いました。

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肌は強いと思っていたけれどもそもそも過信で、メキシコの大気汚染に攻撃されまくっていたと気付きました。

薬を処方し終えてから市販のスキンケアにも取ったのですが、今までは感じなかった化学用品の嫌な匂いやテクスチャーを感じます。オーガニック思考を全く持ち合わせていなかった自分がこんなことを感じるとは!

自分に合うスキンケア用品とは

ファッションには興味があるものの化粧には全く興味がなく、口コミのいい韓国コスメやドラッグストアコスメを考えずに使ってきました。たまにいいコスメも使っても大した違いも分からない化粧品素人。日本への一時帰国の度に次回の一時帰国まで持つようにストックを持ってきていましたが、私の肌にはメキシコでも簡単に手に入る商品で十分であることに気付けました。兼ねてから海外移住するなら現地調達出来たらいいなと思っていたので、この気付きは有り難や!

皮膚科医の友人からの一言

今回の一時帰国で“美顔器“を買うつもりだったんです。友人にこれを買おうと思っているんだと伝えると、“保湿はワセリンで充分。寝る前にたっぷり塗ればいい“と一言。

今まで塗っていた“美容液““保湿クリーム““アイクリーム“ってなんだったんだろう…当たり前のようにそれらを常識だと思い込みプロセス通りに塗っていたけれども!久しぶりの目から鱗体験でした。

ちなみに皮膚の赤味はメキシコ人夫にも発症しました。彼の人生でも初めてのこと。今年のメキシコシティの乾季、もしかしたら異常だったのではという疑惑。メキシコ皮膚科曰くこの炎症は完治せず繰り返しやすいとのことなので、風が強い時には外出を避けることとサングラス着用せよ。柔らかい皮膚部分が最初に影響が出やすいので目の周りが赤くなるそうです。

皆様どうぞお身体ご自愛下さい。