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ダンディな人を求めて30歳で日本を旅立ち、ジョージクルーニー夫と出会いメキシコに落ち着く。メキシコ生活8年目。

メキシコでのコロナウイルス自粛

コロナウイルスが始まってから『人は人、自分は自分』意識が加速。国によって、地域によって、仕事状況によって、家族形態によって自粛の仕方は人それぞれ。自分の正義を振りかざさないことが何よりもストレスを溜めないこと。

新規感染者はもっといる

メキシコは1日の新規感染者数を毎日記録更新中。メキシコの政治を知れば知るほど信じられないような政策ばかりで、憤慨と辟易。この行き場のない感情に踊らせないように日々過ごしています。そんな政府の公式発表数字を4月くらいからはもう追いかけず、コロナウイルスは市中に蔓延しているから自分と大切な人の命を守るというシンプルな軸に沿って行動しています。

ずっとずっとずっと人に会っていない

そもそもメキシコに友達は少ないのですが😇、その少数の友達もオフィスに行ったりしているので会っていません。友達というより彼らの同僚メキシコ人がどんな生活をしているか想像すると危険回避。日本人とは全く違う衛生観念の外国で暮らしているので何十倍も注意を払いたいところ。他人ならというわけではありませんが、“友達を感染させたくないし、友達から感染させられたくない”というのが正直なところ。最初は寂しく“我慢をしているという状況“にストレスを感じていたものの、10ヶ月も経つとこの生活がベースになってストレスには直結し無くなりました。普段から連絡をして近況報告をしている友達とは関係性は変わらないものの、LINEするのは次回の約束をする時だけという対面のみでの友人関係は連絡を取らず、淘汰されている状態。人間関係の希薄さが浮き彫りになりました。

日本はメキシコと違う状況で春の緊急事態宣言解除後それなりに外出可能で、友人達も忙しい日々を過ごしていると思い込んでオンライン電話を提案出来ずにいました。(結構気にしい気質)。ところが先日一時帰国の度に必ず会い、普段からLINEのやり取りをするもののオンライン電話を今までしたことがない友達と初めてオンライン電話をしました。そこで思ったのは…やっぱり大好きな友達とのおしゃべり楽しいー!大事ー!気にしすぎて誘わないのはもったいない!楽しい〜!

2年も一時帰国をしない今、オンラインという進化を使わないのはもったいない、の一言に尽きます。どんどん誘っていきたいです😎

むしろストレスは同じ人とずっと一緒にいることだった

日本人のパーソナルスペースと比べるとラテンのメキシコ人は狭いです。ジョージクルーニー夫はラテンっぽさは少なくとも淡白というわけではありません。テレワークになりほぼ24時間一緒にいることになり私はストレス、でも夫は大丈夫。この温度差とパーソナルスペースの確保依頼を夫に丁重に説明するのが難しかったです。老後の予行練習だと思えば上手に付き合えるようになり、これも日々と共に慣れてきました。継続の凄さ!

Netflixを一緒に見る時間も増え、自分では選ばない番組を紹介してくれたりすることはいいことでした。本や映画好きな夫は知識が深いゆえ、私の質問にすぐに答えてくれて、尊敬する素晴らしい機会にもなっています。

交通公共機関を一度も使用していない

日本の満員電車で感染しないのがとっても不思議!メキシコは清潔な国ではないので出来れば避けたいと常日頃思っていました。現在移動は車・自転車・二足の3手段。

 

歯医者でふとこの記事の下書きのことを考えていると、挨拶のほっぺキスのやり方どうだったけかな…と思い始めました。実際にはほっぺにキスをするのではなく、ほっぺをくっつけてキスの音を奏でるのですが、今出来る気がしません。ワクチン接種が始まったら、挨拶ほっぺキスの練習もしないと…というか終息後にこの文化戻ってくるのか?