Milと0

ダンディな人を求めて30歳で日本を旅立ち、ジョージクルーニー夫と出会いメキシコに落ち着く。メキシコ生活8年目。

2022年総括のつもりがサーロインタコス愛

仕事を再開して、あっという間に1日が過ぎていく毎日を送ることとなりました。

いつだってないものねだり、一生死ぬまでないものねだり。

 

2022年最大の出会いはフラワーアレンジメント。
久しぶりに、いやメキシコ生活で初めて自分らしさに出会えたと言っても過言ではありません。43歳で起業した師匠にも刺激を受け、そんな出会いも本当に嬉しかったです。
しかし私の想いとは裏腹に、手のひらが荒れに荒れまくり。アレルギーのようなものが始まり半年以上が経過、まだ完治しておりません。2023年は完治したら工房を借りてがっつり制作をしていく所存です。

2022年1月に立てた目標のひとつは、『炭酸を飲まない』でしたが年間20本は飲んでしまいました。これアラフォーの目標?と思いの方もいらっしゃるかと思いますが、目標達成まで毎年掲げる目標のひとつです。それくらいメキシコでは難しいです。メキシコではレストランでは必ず飲み物を頼みますし、アルコール以外の飲み物のオプションが少ないのです。チェーン店などは特に!


2022年一番美味しかったお初メキシコ料理は、”Tacos de Sirloin・サーロインタコス”です。メキシコシティタコスの代表格・パストールケバブに似ていて日本でも食べられるという私理論で(パストールファンの方へ心よりお詫び申し上げます。)あんまり口にすることはありませんでした。そんなパストールと同じ形をしたお肉のTrompoがあることをメキシコ生活9年目にして知りました。もはや出会うべくして出会った…と言ってもいいでしょう。

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サーロインをひたすら重ねてパストールのようなTrompoにして、じわじわと焼いていく。サーブする際には、ちょっと焦がして肉汁を演出。初見の時には高貴さに驚きを隠せませんでした。恋をすれば触れてみたくなるもの、私はタコス屋のお兄さんにカットさせてほしいと嘆願しました。(お初はフィエスタのケータリングタコスだったので、お兄さんは快諾。)サクサクとリズムよくカットしてサーブしていくのを見ていたため、そんなに難しくないと思っていたら…全くカット出来ませんでした。食感命のサーロインタコスは、思っていた10倍くらい繊細さんでした。私がお兄さんのようにカットできるようになるには、幾度もの腱鞘炎に堪えぬかなくてはなりません。尊敬!!やはりタコスは味のバランスだけでなく、技術もあってこそ、美味しいタコスはそれぞれの役割をきちんと果たしてこそ優勝出来る。カタールW杯決勝戦のような…

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無理をしてW杯を出してきましたが、私のお初サーロインタコスはメキシコ最大の大きさを有するアステカスタジオ周辺の人気タコス屋『El Remolkito del Sirloin』でした。2026年のW杯ではサッカーを愛する世界中の人々がアステカスタジオに集結します。その際は是非ともメキシコの本気のタコスを食べてほしいと心から願うばかりです。

それ以来サーロインタコスに目がない私。見かければ試さずにはいられない程虜です。住んでいる国の食べ物にハマるって幸せなことですよね。Pan de Muertoも然り。歩くだけで楽しいです。
2023年も私の舌を唸らせてくれる素敵なメキシコ料理との出会いがあることを心より願って、2022年最後のブログとさせて頂きます。
皆様もFeliz Navidad🎄

そしてよい年をお迎えください🎍