Milと0

ダンディな人を求めて30歳で日本を旅立ち、ジョージクルーニー夫と出会いメキシコに落ち着く。メキシコ生活8年目。

サウナの井戸端会議でメキシコ人の価値観を知る

ジムに通って5年程、先日突然行く度に見かけるセニョーラ(推定50歳)に声を掛けられました。細いボディラインに程よく筋肉がついているワークアウト女性です。

「火曜日の○時からのクラスがオススメだから、是非参加してみて!」と言ってくれたので、早速行ってきました。クラスのワークアウトメニューは“二の腕“とお尻へのアプローチ。えええ、やはりメキシコセニョーラ的にも私の二の腕逞し過ぎですか??クラスはオススメ通りで気に入りました!

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夫は長年同じジムに通っているので知り合いが多く、ミストサウナでの井戸端会議の世間話のあれこれを家で教えてくれます。そのジムに通っている外国人は私1人なので、サウナでよく私のことを聞かれるようです。サウナ友達のおじいさん3人組には「Ojalá que no sea última!(最後の女性にならないといいね!」と冗談を言われる始末。えええ、日本であんまりモテない日本人女性は海外でモテるって聞いていたのですが?おじいさん世代なら余計にエキゾチックフェロモンにミステリアスガールに映っているはずでは??おじいさん達は結婚歴2度や3度の猛者らしいので、冗談半分本気半分なのでしょう。

そんなおじいさん達の世界にはどうやらジムサークル的なものが存在するそう。日本で言うカルチャースクール友達とはちょっとニュアンスが違って、どちらかと言うと高層マンションヒエラルキー的な話。1人のおじいさんはそのジムサークルに参加したかったものの、何故だかサークル中心人物に拒否されていた。でもおじいさんはそのサークルにどうしても参加したかったので諦めずにいたところ、サークル内の1人が「今度ランチに行くから君も来たらいいさ」と誘ってくれたので意気揚々と参加。当日到着すると誘ってくれた人は未だ到着しておらず、他の人たちに「なんで君がここにいるの?」と責められドギマギ。すると誘ってくれた人がようやく到着。

「僕が誘ったんだ。一緒にいいだろう?」

「…仕方ない。そしたら新入り、今日は君の奢りでよろしくな。」

(台詞は私のイメージ。)

彼が支払ったのは13mil。本日レートで82,000円。(参加者が何名かは定かではない)

えええ、恐喝の話??私ならそんな入会費払うくらいなら、他のコミュニティを探します。

おじいさんには特に問題がなかった上に、今はメンバーの人達とジムに通って心身共に健康に人生を楽しんでいるよう。サークルのしきたりだったのかもしれないですが、お金持ちのルールは良く分かりません。

今日はサウナで英語で話し掛けられ、英語で会話。私の下手な英語を嫌な顔せずに聞いてくれてありがとう!(大量の湯気で曇っていて顔は見れませんでしたけれども)ウクライナからの移民を受け入れ、住む家をサポートする仕事をされているとのこと。早く平和を取り戻せますように…🕊

メキシコ人の生き方を覗けるサウナ、オススメです!