開けたい!と思っては立ち消え、数年毎にその波を繰り返してきた3つ目のピアスホールへの迷い。ここ数年で出会った中でダントツNO.1 オシャレアートディレクター女性のピアス遣いに刺激を受け、その気持ちは昂っていました。
そして本日ついに3つ目、そして最後のピアスホールを開けてきました。
メキシコでピアスを開けるには?
日本では病院で開けましたが、果たしてメキシコではどこで出来るのだろうか?とメキシコ人友達に聞きました。
「タトゥー屋なら確実だよ」
早速Goggleで出てきたタトゥー屋数軒にコンタクトして相見積もり。大体が600ペソ程度、日本円で約3,265円。医療治療じゃない割に高いな…と思っていたら、アルゴリズムがInstagramでナイス情報をお知らせしてくれました。ご近所で350ペソ、タトゥーよりもピアスホール専門。ピアッサーと似た金額だし、君に決めた!
※Instagramでは2×1のプロモーションで350ペソというものを発見しました。私のリサーチでは最安値。
予約して当日はものの5分で終了。波は穏やかに…長年の悩みが終結。
どこに空けるかをひたすら悩みました
アートディレクターに憧れて、今まで考えもしなかった“ロック“という軟骨に開けたくなっていました。オシャレとダサさが紙一重、人を選ぶ場所だな…と友人数人に相談すると、“そんなことないよ!きっと似合うよ!“と言ってくれるので、ついついその気になって、あまのじゃくな私っぽいナイスチョイス!な気がしていました。
※内側一番上部分
ここに開けると99%決めていたのに、ミニマリズムのドキュメンタリーを見てガラリと意見が変わりました。このピアスホールに合うピアスを探すのにどれだけの時間とお金を費やすことになるのだろうか…?そもそもお母さんお父さんがびっくりするようなところに開けて、(オシャレではあるけれども)自分が理想とする“上品さ“からかけ離れた場所に開ける意味はあるのだろうか?ここに開けた自分をずっと好きでいられるのだろうか…迷いが生じました。自分でも分かる様に完全に負の迷いだったので、昔から悩んでいたよくある耳たぶに追加の初志貫徹。
予約前日に夫がアラフォーの私に言う、“君のはCrisis de Cuarenta(40歳の危機)じゃない?“
簡単に言うと若作り。メキシコでは特に男性が40歳手前になって、焦って若者が好きそうなものを買ったり、やったりすることを表す。
夫の発言を要約すると“アラフォーにもなってピアスホールを増やすなんてダサくない?どんな場所でも。“ということ。今回ばかしはカチン。90歳になった時にそのピアスホールが20歳の頃からあるのか、50歳からあるのか、は全く重要ではなくない?タトゥーならまだ分かる問題提起。そんなに目立つものではないピアスホールで、そこまで問題なのか?夫は今のまま2つが一番上品だと言い張り、当日まで文句を言う始末。耳たぶにひとつ穴を開けるだけで、こんな平行線の喧嘩に発展することになるとは全く想定外!たかがであれ、されどである。
今回はもちろん自分の決断を優先しました。似合う洋服もどんどんシンプルになるから、アクセサリーでこれからのオシャレを楽しみたいと未来に希望を感じていましたから。
長年の悩みにおさらば出来てスッキリ!