最初にメキシコに旅行で来た時、タコス以外にヒットしたのはハンバーガー。まだ学生で若かったこともあり、まだ世界のグルメを理解する舌を持ち合わせていませんでした。
最初は鼻をつまんで食べていたメキシコ料理も今は大好き!な3選をご紹介します。
Chicharrón・チチャロン
豚の皮(と肉も少し)を揚げたものでメキシコの国民食のひとつ。初めて食べた時はパリッとしたと思ったら直ぐにベチャベチャした食感が口の中に広がるのが気持ち悪く感じました。今となっては大好き。しかし!美味しいチチャロンに出会うのは結構難しいです。
トマトソースに浸して煮たのを豆と一緒にトルティーヤに巻いて、まいう〜!これは旅行先の朝ごはんで必ず食べます。
大好きになってからはメキシコ生活になくてはならないもののひとつで、自分でも作る程。
しかし旅行で初めてメキシコ料理を食べる日本人にはすぐ受け入れられる味ではなさそう。遊びに来てくれた友達にご馳走したこともありますが、渋い顔をしていました🥺メキシコ料理上級者には必ず食べて欲しい!
Frijoles・フリホーレス
小豆のような金時豆のような豆ですが、味付けは塩。最初食べた時は“この色の豆は甘いはずだ“という固定観念があり、美味しいとは感じませんでした。しかしこの豆、いかなるメキシコ料理と素晴らしい友好関係を結んでいます。そのためどんな食卓にも登場。食べ慣れると、フリホーレスなしには味がまとまりせん。辛いソースの辛さをマイルドにするという素晴らしいアシストができる奴。
Mole・モレ
こちらも固定観念から最初は好きになれませんでした。見た目はカレー、しかし沢山のスパイスと共にチョコレートが入っており甘さもある複雑なソースです。調理が大変なので家庭で食べるのも年に2回程度ですが、久しぶりに食べるとこの複雑な味の組み合わせに感動します。写真のように鶏肉と一緒に食べるのが一番好きです。
メキシコNo.1レストランで食べた2000日寝かせたモレは絶品でした…かれこれ5年くらい前の話。
まだ出会っていない隠れたメキシコ郷土料理を発見すべく、2022年ワクチンを打ったら旅に出よう。