Milと0

ダンディな人を求めて30歳で日本を旅立ち、ジョージクルーニー夫と出会いメキシコに落ち着く。メキシコ生活8年目。

Dalí・ダリ展に行く –新しい美術展の在り方を問う–

メキシコシティで開催されている『Dalí2.1』へ行ってきました。あ〜ダリ最高!!

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一番好きだったのはこの馬のタッチ。美しい…💘

今回行ってから知ったのですが、作品の横に目のマークがあるものにアプリをかざすと動きます。大体が絵の具が垂れる系だったり、タイトルとは真逆の意味合いを持つ動きをしたり…もちろんダリ財団のゴーサインが出ているのでしょうが、ダリが意図するアートの在り方なのだろうか…と疑問を抱きました。

現代アート好きな私も最近は“そんない美術の時間“というPodcastにどハマりして、中世や近世の美術を楽しく学んでいます。現代アートの様に直感で楽しむよりも、知識と時代背景を知ってこそアートに歩み寄れます。こうやって楽しむのか…と気付きと楽しみがあったので、今回はダリの生きたままを見たいと思いながら、美術館やギャラリーがどのように解釈をして流布したいのかを確認もしました。美術はまだまだニッチな世界だと言われているので、こうやってエンターテイメントから興味の入口を広げるのもひとつのアプローチ方法なのでしょう。