アート全般なんとなく好きだった私の人生に雷を落としたのが、Anish Kapoorです。アート好きな友達と行った韓国旅行で彼の作品を見て自分のアート心にしっくり来たのです。
小さな頃から世の中を斜めから見たりするのが好きで社会学が大好きな私にとって、彼の作品は社会学そのもの、言わば私の人生観そのもの。
Anish Kapoorとは
1954年インド・ボンベイ生まれ、ロンドン在住の現代彫刻家。80年初頭にイギリスで注目され始め、1990年以降世界で活躍をする。作品はシンプルな形状の立体で、表面に反射する金属や光を吸収する塗料を使っていて、見る日の天候や角度によって与えられる印象が変わる。
メキシコでも見られる作品
2016年にMUACというUNAMにあるコンテンポラリーアート美術館で彼のアート展が開催されました。韓国で観た沢山の作品と再会することとなり、震えました。日本でもこの規模のアート展の開催は未だありません。
そして今も中庭に常設されている作品がひとつだけあります。
日本で見られる作品
🎨金沢21世紀美術館 恒久展示:世界の起源
https://www.kanazawa21.jp/data_list.php?g=30&d=5
🎨名古屋市立美術館 2021年3月25日〜6月6日:虚空No.3
🎨ファート立川:山
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よく“アートはその人が感じた感性が正解“などと言いますが、西洋画などはそのバックグラウンドと技術を知識と知り得て初めてアートの意味を理解するものだと思います。なんだかんだ人は物理的なものの背景にあるドラマにロマンを感じるものなのです。現代アートは観た瞬間に自分のアートかそれ以外かが分かりやすくて好きです。深い知識がなくても好きかそれ以外か。
またメキシコでも新しい現代アート展が巡回される日を心待ちにして。