メキシコというよりも元来スペインの焼き菓子。最近最強に美味しいPolvoronに出会い、クッキーとの違いがわからなかったので調べてみました。
Polvoron/ポルボロンとは
名称は、塵を表す「ポルボ」(スペイン語: polvo)に強調語尾の「ロン」(スペイン語: rón)がついたもの。塵のようにホロホロと崩れる口当たりのクッキーに由来する。
アンダルシア地方の修道院で1200年前[いつ?]に誕生した。
Wikipedia
スペインの伝統菓子で“幸せを呼ぶクッキー“とも呼ばれています。 大航海時代に色々な国に伝承し、フランスではスノウボウルへと変化。スペイン植民地だったメキシコでも、今でも食べられています。
どこで買える?
パン屋で見かけることが多いです。どんなパン屋にもいるレギュラー焼き菓子。
最強のポルボロン
メキシコシティのコロニアルな街並みが可愛いCoyoacánにある老舗パン屋Caramelで出会えます。上にアーモンドスライスが載っており、独自の形に進化。ラードではなくバターの風味が口いっぱいに広がりホロホロ感は少なめ。しかし彼らが“Polvoron“として売っているので最強のPolvoronとして認定させていただきます。
ちなみにこちらのパン屋は色々なパンが美味しく以前も紹介したことがあります。
メキシコで売られている市販のポルボロン
市販はこの1商品しか見たことがありません。オレンジ味。
なぜ幸せを呼ぶクッキーと言われているかというと、口の中でとろける前に3回ポルボロンを唱えると夢が叶うという言い伝えがあるからです。
自分が本当に叶えたいことに想いをふけながら、ポルボロンをコーヒータイムのお供にいかがでしょう。