メキシコは基本野菜・果物・肉は量り売り。
たこ焼きをすべく、タコを買いに意気揚々といつものスーパーの鮮魚コーナーへ行きました。
すると、あるのは生のタコだけ。
私「茹でタコはありますか?」
スーパーのおじさん「裏にあるよ。」
***
スーパーのおじさん「これ。」
カチンコチンの1杯まるまる。
私「これ切れます?」
スーパーのおじさん「見ろよ、無理だよ、切れねーっつの。ちょっと待って。」
***
スーパーのおじさん「これはどう?」
量り売りのではなく、パッケージされた輸入もの500gを提示。
私「こんなに要らないんですよね…」
スーパーのおじさん「待ってろ。」
***
スーパーのおじさん「これがあった。」
カチンコチンではない茹でタコ登場。
私「あるんですね、良かったです。では200g下さい。」
スーパーのおじさん「無理だよ、1杯で売っているから。」
私「ここ量り売りですよね?」
スーパーのおじさん「・・・」
***
渋々半分に切り私に確かめることもなく、値段を貼り付けようとする。
私「ちょちょちょっと、私が欲しいのは200gです。そんなに必要ありません。」
スーパーのおじさん「これ以上は無理、分けられない。」
私「ここ量り売りですよね?」
スーパーのおじさん「ッチ(舌打ち)」
値段を付けたタコをプチ放り投げるスーパーのおじさん。
私「ご親切にどうも。」
無事グラム買いできたタコは、夫婦2人にちょうどいいボリューム。
お気に入りのメキシコクラフトビールと頂きました。
勝利の味は美味しかったです☺︎
メキシコ人はありがとうを沢山言うのに、ごめんなさいが言えない・言わない文化。
絶対に自分のミスを認めないので、日系企業でメキシコ人と働いている時に察しました。
メキシコ人と言い争う時間程もったいない時間は無いと。
いつもは他の鮮魚コーナー店員が笑顔で100gでも出してくれます。
チップ文化でいいサービスを提供した分チップだって弾むチャンスなのに、と残念に思うこともしばしば。
あのね、日本っていう国はチップなしで金額にサービス代込み込みにも関わらず、最高のサービスを日々追求しているんだぞ〜
海外あるあるです。
自分より遥か高くから世界を見る花に出会いました。