Milと0

ダンディな人を求めて30歳で日本を旅立ち、ジョージクルーニー夫と出会いメキシコに落ち着く。メキシコ生活8年目。

メキシコウケしない日本のファッション

あけましておめでとうございます。

今年はあっという間に師走が過ぎ去り、新年の準備も特にせずナチュラルに迎えました。

皆様の健康と平和をお祈りしております。楽しい1年にしたいですね😊

プチミニマリストに目覚めたので近々洋服と靴を整理したいと考えております。それでも日本で買ってきた洋服は多少あります。日本のファッションでメキシコウケしない3選を紹介。

スウェット

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楽チンだし、日本ではオシャレアイテムとしてここ数年台頭しているスウェット。今回4着持ってきて、着回しています。汚れも気にならないし、なんて素晴らしいのだろうとホームパーティに来ていこうとしたら夫から一言「無精に見えるよ」。ありがとう。

靴下+パンプスやローファー

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靴下を見せるのはメキシコではダサイファッション。白い靴下を見せようものならば、「マイケルジャクソン?」ツッコまれること間違いなし。

ビーサン

 

nicovida.hatenablog.com

これまた日本では普通のファッションアイテム。今年購入して感動したOOFOSも夫から一言「無精に見えるよ」。ありがとう。

メキシコは着飾ることが多いです。着飾るというのが、女性は女性らしい洋服を着ること。ユニセックスの観点はあんまり存在していません。

私はやはり日本のファッションが好きです。独特で楽しいです。深津絵里の写真を見れば、そりゃ白い靴下を履きたくなります。海外生活8年思います、自分が好きなファッションをするのが1番。それも結婚したから言えること。もしまだ結婚していなければ私もCoqueta(色っぽい)の洋服を着ていたかもしれません。

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メキシコ人に人気のある日本のお土産は?

メキシコ生活8年目、メキシコ人と国際結婚し、日系企業2社で働いてきた私個人調べのメキシコ人に人気の日本のお土産3選を紹介します。

1.ブラックサンダー

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どのメキシコ人もBuenísimo !と唸ったのがこちら。ヨックモックに目もくれなかった私の義家族でもこちらは大人気。みんなが口を揃えて美味しいと言います。銀行時代はよく日本からの出張者や駐在員が日本出張へ行っていたので、常に日本のお菓子が配られていました。断トツ好評でした。

日本のチョコレートってなぜにあんなに安くて美味しいのだろうか?

2.ヨックモックのシガール

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こちらはお土産のど定番。あのサクッとした食感にバターの風味が香る上品なクッキーはメキシコでは異質でしょう。どこの海外でも人気があります。お土産に迷ったら買っとけ!第1位。

3.呼吸チョコ抹茶味

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関西出身の駐在員さんが買ってきてくれて私も初めて食べました。小さいチョコが大きな袋の中に沢山入っているので、おかわりが欲しいメキシコ人が続々と私のデスクへこっそりと来ていました。(お菓子配りおばちゃんだった)最近では成田空港で出国後のお土産さんでも売っています。やはり海外人気が高いのでしょう!

番外編で出張者が持ってきてくれたよくあるお土産3選はこちら。

1.ヨックモック

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2.坂角総本舗のゆかり

f:id:nico__vida:20211227105706j:plain3.虎屋の羊羹

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更に番外編はこちらのオシャレ土産。たまに頂いていました。

ナンバーシュガーのキャラメル

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和菓子派のため、虎屋が来た時にはどんだけ嬉しかったか…!日系で働くメリットの1つですね🥴

私的には嵩張らないのであれば、鳩サブレとうまい棒をお土産にしたいと思いながらも一度も持ってきたことはありません。いつか…笑

ついにメキシコでもメトロとメトロブスに乗車し始める

最近シティのUBERが値上がりしています。バケーションシーズンなので仕方がありませんが、通常の2倍程度。

コロナ前はECOBICIやメトロブスで移動していましたが、コロナになってからは公共交通機関は使っておりませんでした。

日本ではもちろん普通に電車移動をしていたし、ワクチンは打っているので今回メキシコに戻ってきてから、解禁。

メキシコのメトロはやはり汚い

久しぶりに乗ったら、“汚いな…“と思いました。ゴミが落ちているのは当たり前。みんなマスクはしているが、鼻マスク率高し。やはり混雑時には乗車は避けようと思いました。でもどこかへ行く時、メトロが一番早いのは確か。

メトロブスは人が多い

結局日本の満員電車のような混雑具合。メトロより鼻マスク率は低かったですが、ちょっとビビりました。

最近Insurgentesの自転車用の道路が色が付いており、より自転車へ優しい感じ。やはりメトロブスより自転車だな、と思いました。今は乾季だしどこへでも行けちゃいます。

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日本に行ったら、少し気が抜けてしまいました。日本の文化だからこそ、あんな風に人が沢山集まっても感染者が少ないことを肝に銘じなければ。ここはメキシコ、もう少し気を付けて行く所存。

今年のメキシコは暖冬です。昼間は半袖。クリスマス気分もあまりなかったですが、年の瀬も感じず。昨年お節料理に挑戦して大変だったので、今年は注文してみることに。これだけの品数の料理の食材を買う方が高くなるしね…と面倒な自分への言い訳。

お出汁も鰹節と昆布からきちんと取って、今年は雑煮に集中することにしましょう!

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OVER THE SUNの凄さ、友達がいないと嘆く海外在住者に聞いて欲しい

日本で友達に勧められたPODCAST“OVER THE SUN“

ジェーン・スーという名はメキシコに居ても知ってはいたのだけれども、この手のコラムニストは私のような天邪鬼とは気が合わないと鷹を括っていました。しかし勧めてきてくれた友達は私の友達の中でも多くの感性を共感してきた希少な友達。

日本の電車の中で早速聞いてみると、すっかりと聞き入ってしまいました。共感の嵐が私の携帯から流れ漏れていたのである。これは…なんて社会的なPOD CASTなのだろうか…!

言葉のプロ2人がMC

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コラムニストのジェーン・スー氏とTBSアナウンサー堀井美香氏がMC。TBSと言えば、我大好きな安住氏が働く言葉の鬼の会社です。堀井氏は安住さんの先輩でもあり、何度か隣の席の先輩が変だという話を日天をされていたことを思い出します。そしてその先輩が堀井さんであることは聞くとすぐに繋がります。

言葉のプロ2人が紡ぐ番組の面白さは、言葉の引き出し方が上手なだけではなく、まず第一に彼女たちの感性が素晴らしいです。そしてその感性を視聴者に投げる共感の言葉選びが恐しく素晴らしいのです。プロなのに親近感が広がるのがこの番組の最大の醍醐味。

おばさんが太陽を越えて行く、OVER THE SUN。年を重ねることで生じる不具合に立ち向かう姿は私たちおばさんの有志的存在。負けへんでぇ、踏ん張っていこう、そして決して仲間を離していかない優しさがあります。かつてこんなラジオがあっただろうか?すっかり虜。

あなたはどっち?

彼女たちの会話で「SEX&THE CITY」が良く出てきます。どの男が一番いい男か、自分は4人の中でなら一番〇〇に似ている…などと、私もかつて友達としてきた会話が流れてきて懐かしさと新たな発見があります。そしてもはやOVER THE SUNファン同志では「あなたは堀井さん派?ジェーン・スー派?」などという会話が為されているのではないでしょうか。キャリーに憧れて気がついたらおばさんになっていた私たちにとって現代の日本版SEX&THE CITYとも言える…なんて思ったり。

私はどっちかと言えばジェーン・スーのようであるが、なりたいのは堀井さん。ジェーン・スーは言葉のプロで面白く素晴らしい人ではあるけれども、ストーリーテラーのような存在。堀井さんは普通の皮を被ったぶっ飛んだ人。いきなり投げ込む感性が凄い。それでも優しさと常識を兼ね備えていて、憧れずにはいられません。

一番素敵だなと思っていること

この2人の会話のリズムがお互いを邪魔しないことに畏敬の念の気持ちで聞いています。女2人、1人が面白いことを言い始めるとちょっと茶化したり、もっと面白いことを載せてやろうとか批判じみたりすることがあります。しかしこの2人にはそれがなく、ずっと聞いていられます。女の意地悪が全く見えないのです。

コロナで余計におひとりさま万歳化が進み、“ひとりで完結することもそれもまた人生“と若干押し付けられている今の世の中で、どれだけこの番組に惹かれて救われている人がいるか。女だって、男だって、若かろうが老いていようが、共感出来ることは幸なのです。

POD CASTのおかげで世界のどこからでも聞くことが出来ます。聞けばちょっと元気になれる、ちょっと自己肯定感を上げてくれるので是非聞いてみて欲しいです!

open.spotify.com

今週はクリスマスパーティ(ホームパーティ)続き。踊ったりはしないけれども…そんな日も近い予感。

キャンプにハマる理由が分かった

日本では空前のキャンプブーム。キャンプが趣味の友達夫婦が一時帰国の最後12月最初の週末に人気キャンプ場へ連れて行ってくれました。

ハマる理由が十二分に分かりました。ビギナーズが魅了された点を紹介。

キャンプに魅了される理由

富士山を見ながら、私は日本人なんだと諭される

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“この景色を必ず見れるわけではない“と重々承知。ビギナーズラックで、様々な富士山の景色を見ることが出来ました。富士山の有難みって、文化です。日本人の心、ここに在り!!としか言いようがありません。この景色にプラスして夜は星空が綺麗に。流れ星も3つ見ました。

大人だからこそ分かる贅沢な時間の流れを愉しめます。冬は寒過ぎるのでは?と思っていましたが、空気は澄んでいるし、お風呂にも入らなくてもいいし、キャンパーおすすめの季節。

あと、いいカメラを持ちたくなる人の気持ちもすごく理解。

キャンプ飯のおいしさ

自然の中で食べる料理は何よりもご馳走。25歳から始めた山登りも、山頂で食べるおにぎりの美味しさを噛み締めたくてハマったようなもの。だから自分がキャンプにハマりそうなタイプであることを友達も分かっていてくれたのでしょう。

しかし!キャンプ飯と山登り飯には大きな差がありました。予想以上の豪華さで、こりゃ楽しいと納得。1日目の昼ごはんは、お肉。市場で買ってきた美味しい肉を友達の旦那さんが美味しく焼いてくれました。

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テントを張るものも、料理をするのも焦ることなく、ゆったりとした自分達のリズムでお酒を飲みながら、絶景を目の前にした食事は“贅沢“以外表現のしようがありません。

夜ごはんは、なんとテントの中のストーブの上で水炊き。ストーブ用の手作りの机に感動しました。どんだけ便利で居心地がいいのか…これが令和のキャンプなのか…震えるくらいの驚きと感心がありました。もちろん夜にはかっこいい焚火の前で、カップラーメンをすすってやりました。いつCMが来てもおかしくないくらい、心から「うまい…!」が口から漏れ出していました。

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翌日の朝ごはんは、これまた旦那さんがご飯を炊いて、ハラスを焼いてくれました。

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キャンプ飯のレベルの高さに驚きを隠せず、何度も何度も「すごいね!」を繰り返した初心者。本当に美味しかったのです、ありがとう旦那さん。

キャンプ用品のレベルが高い

f:id:nico__vida:20211218104216j:plainこんなに快適な1泊2日を迎えられるなんて想像もしていませんでした。テントは2部屋に分けられプライバシー確保、ストーブが夜中焚かれ温かく、空気ベッドの上に寝袋で寝たので身体も大して痛くならない…etc。快適快適。この快適のために、沢山の荷物を持ってきてくれた友達夫婦、何回目か分からないけどありがとう。

テントは他のキャンパーと被ることもなく、ちょっと調べただけでも種類やブランドも沢山あって簡単には選べなさそう。もはやテントだけでなく、コップでさえもSNSの映え時代の今、キャンプが洒落た趣味の代表格であるため、出費は大きそうです。

友達夫婦は、次〇〇(私の夫)も来る時には「あのキャンプ飯にしよう!」「〇〇は絶対キャンプ好きだから、一緒に行こう!」などと色々な提案をしてくれて、感謝しかない。絶対に私の夫も大好きな時間の過ごし方。間違いなく挑戦します。彼女たちの惜しみないおもてなしと人生の楽しみ方を披露してもらったことで、私の日本移住への思いが確かなものになりつつありました。

メキシコでもキャンプをしたことはありますが、日本のようなキャンプは危険です。テントなどのキャンプ用品が高ければ襲われる可能性も高いし、トイレに行く間に何か盗まれてもおかしくありません。メキシコシティには自転車やマラソンランナーには人気の山がありますが、同じく自転車強盗多発地域。

メキシコは大好きだけれども、今回の日本の長期一時帰国で再確認したことは「治安の悪さで行動が限定されている」ということ。行動が限定されれば、人と出会うことも、出会いから感じられる人生の気付きが少ないということ。(怖さ知らずのFiesta三昧の若者もいれば、多くの出会いがない方が平穏に過ごせる人もいるので私たち夫婦の場合でしょうか)

そして“日本の令和“を感じたことがもうひとつ。旦那さんが喜んで何でもやってくれる。メキシコでは男性が色々やってくれることに慣れてはいたものの、日本もそうなんだ〜と沢山の友達夫婦を見てほんわかしました。

ちなみに今回連れて行ってもらったキャンプ場は千円札の富士山の場所。

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