食べたいと恋しいくらいが幸せに違いない

ご存知の通り日本には沢山の食べ物、モノ、サービスが溢れており、更にありがたいことにそれらの情報が簡単に早く得られます。日本で情報に踊らされていると自分が本当に欲しているものが何か鈍ります。

日本へ行く前には折角だから、大好きな和菓子を食べたい！と心底思っていました。

ところがどっこいテレビの情報番組やSNSから「○○コンビニの▲▶︎が美味しい！」なんて情報が入ってくれば、“そりゃ〜試さないわけにはいかないな“とついつい食べてしまいます。元々和党で洋菓子は大して興味がないはずなのですが…和菓子に加えてコンビニ菓子です。

完全に踊らされています。情報に踊らされています。

※写真の倍様々な甘いものを食しております。

日本食は健康ではあるものの、それ以上に不健康へのお誘いがお気軽でそこら中に存在しています。ある友人の食事は基本朝食べない、昼夜外食ないしはお弁当。しかも外食はチェーン店で心配でしかありません。アラフォーですからもっと気を遣って、元気に長生きしてもらわないと困ります。

メキシコへ太って帰りたくない私は手に取る前に、「本当に食べたいのか？」今一度自分に問いかけています。“こんなに美味しいものが〇〇ペソで食べられる！“という幻想を捨て、本当に食べたいものだけを愉しんでいきたいと思います。

こちらは先日骨董市でおまけにくれたうまい棒のシュガーラスク味。美味しかった！ので、メキシコへお持ち帰りリスト入り。

誰かを応援することで救われることがある

ついに隔離解除。緊急事態も解除。

２年ぶりの公共交通機関にドキドキしながら、行ってきました。18年間観続けているタップダンサー・熊谷和徳さんのライブです。私にとっては大袈裟でなく、自分の心だけでなく人生全てを鷲掴みされ、興奮して眠れなかった青山円形劇場の公演から私の感性は全て熊谷さんから派生しています。JAZZを好きになったのも、今の夫に繋がったのも全て熊谷さんに魅了されたから。過去の自分グッジョブ！

ライブの前に、エンタメ時代の友達たちとランチ。久しぶりにみんなとリアルタイムでリズムある会話を楽しめて本当に本当に幸せを感じる瞬間。私が日本に帰れなかったこの２年半で私たちの元同僚１人がこの世から旅立ち、私は残念ながら直接見送ることが出来ませんでした。ランチ中に彼の話になった時、私は少し涙が出て来てしまいました。その時友達Ａに「彼はしんみりは好きじゃ無いからね」と言われたのですが、私の涙は彼がここにいないから溢れ出たのではなく、友達Ｂが嫁として彼を支え見送って乗り越えて冗談を言っている姿に感動をしてしまいました。畏敬の念の涙。

熊谷さんにハマってから、目の前で繰り広げられる音の空間を、毎回違う作品になるライブを一度も見逃したくなくて、めちゃくちゃ忙しい仕事の合間を縫って、１人夜な夜な渋谷のクラブに通っていました。目の前で彼のタップシューズが意味が分からない速さで動き、目とは裏腹に身体がリズムを欲していました。力強く観たことのない足捌きの虜になっていたあの時と比べ、911(NY留学・現NY在住)や東日本大震災(仙台出身)を経て彼の奏でる音には、いつも彼の考えや人間性が現れています。音楽なのだけれども言葉を感じる、そんなタップが今回コロナ禍を経て禅のような時間を繰り広げていました。静かな観客からも涙が頬をつたっているのが伝わってきて、みんな心洗われているんじゃないか…と。

ライブ後、一緒に熊谷さんの進化を観てきた友達Cと「すごい良かった！イイもの観たね〜」と感想を言い合う瞬間もベタだけどプライスレス。そして“心を癒し震わせるには音楽には敵わない“という結論に。

友達Ｂがなんでこんな風に乗り越えられた(ように見える）のかと思った時に、友達Ｃが「〇〇さんがいるからね」と言い即納得。彼女には長年熱く応援し続けているアーティストがいます。その熱量は出会った頃から変わらないし、誰かを応援するということがどういうことかを彼女から学んだ気がします。（私は彼女ほどの熱量で熊谷さんを応援出来ておりませんが）彼の歌声に救われて、心を落ち着かせた夜も幾度とあったに違いありません。

エンタメの裏方は忙しいし、たまに自分の人生をだたすり減らしているだけでは？と足が止まることもあったけれども、誰かの人生の支えになれるアーティストをサポートする仕事はやっぱり素晴らしいなと思ったり。

隔離空け初日、素敵な１日を過ごしたので記すことにしました。

誰かを応援することで救われることがある。

※友達ABCみなさん元同僚。今は友達。

隔離中に驚いた日本のニュース

恥ずかしながら１人暮らしはアラフォーにして初めて。猜疑心の塊なので安全な日本ですら常に何かが起こるかもしれない…と怖いので、音が欲しくてテレビを付けています。そんな中で驚いた日本のニュースを紹介します。

かっぱ寿司半額セールに長蛇の列！10時間待ちも！

回転寿司で食べられるのは頑張っても10皿。ということは500円引き。10時間の価値、500円。絶対に待ちません。

大食い家族であればお得感もあるのかも？？もはやそんな待ち時間を楽しむために参加しているのか？？

色々考えたけれども、やはり理解が出来ませんでした。

スーパーの食材はメキシコよりも高いのに、外食は断然安い。その意味は何なんだろうか…勿論消費者としては安いことは嬉しいことですが、生産者、流通、レストランのコストを考えたらやはりおかしい社会システムだと思いました。

news.yahoo.co.jp

小室圭さん帰国

帰国したらニュース速報、大量の警備、ロン毛、お辞儀何回した、態度が悪い…など兎に角色々な人があーだこーだと細いところまでコメントしていて驚きました。皇室の歴史や彼の家族の問題を無視は出来ませんが、それらの態度がそこまで問題だとは思わない私からしたら、理解不能。自分の人生と直結しないことで怒りやマイナス感情を使って何の意味があるのだろうか…。

むしろメキシコ８年暮らしてもスペイン語で弁護士資格を取れないであろう私からしたら、マンハッタンで家族を養おうとする心意気は凄いです。

岸田さんがTwitterに載せたお好み焼きの写真。ソースが賞味期限切れで、危機管理を心配される

海外在住者からしたら、生モノ以外の賞味期限はあってないもの。プラス１年なんてまだまだ現役です。

帰宅すると、妻の裕子がお好み焼きを作ってくれていました。インスタライブで私が、「妻の作ってくれるお好み焼きが大好きです」と言っていたからです。

いつも最高に美味しいけど、今日は、一生忘れられない美味しさでした。ありがとう。 pic.twitter.com/vsBesywmCG

— 岸田文雄 (@kishida230) 2021年9月29日

メキシコ人アーティストのニュースも見ました！

母国で第二の母国のニュースを見ると他の人より注目します👀

実際はスペインでの作品なのですが、初見だったメキシコ人アーティストRuben Orozco。さすがハイパーリアリストを謳っているだけあります。リアル！アーティストを知る前に作品を見た時に少し感じたラテン感。

noticieros.televisa.com

人生は浮き沈み、山あり谷ありを表現した作品。

メキシコではテレビでニュースを見ることがないので、日本だと様々な情報が簡単に入ってきます。ニュースの大半は事件や問題だったりで、これも心を縮ませるひとつの理由です。

でも岸田さんの６４歳(５０代だと思っていた）、草笛光子さんの８７歳にびっくり。“お年寄り“という言葉から到底かけ離れている素晴らしい年齢の取り方！人生100年時代とはよく言ったものですが、100歳まで元気でいることが可能な時代だと思わされました。

一時帰国の隔離生活、どうです？

隔離中だと書きたいことが起きませんね。当たり前ですが、行動して心が動いて新たな行動が生まれる、それが日常です。

隔離生活も残すところ本日を入れて４日間。ゴールが見えてきた感じがして嬉しいのなんの。

数日前に発表された隔離緩和、メキシコは対象外。なぜ選ばれなかったのか謎です。

www.asahi.com

実際に隔離をしてみての感想

今回の一時帰国３ヶ月弱予定で、隔離後に資格試験を控えています。そのため勉強したり、ネットで買い物したり、やることはあるのでそこまで辛さはありません。でも試験前ではなかったらスペイン語の勉強とかしたかな…Netflix見たりしたかな…きっとより飽きていたと思います。

日本のテレビは恐ろしいくらい同じ人が同じことをする繰り返し。昔テレビ業界で働いていたけど、こんなんじゃなかったはず…そりゃテレビがつまらないって言われても仕方ない。

何よりも毎日夫と沢山話をして生活をしていたので、そりゃ寂しいです。人と会わずに自分のリズムで生活しているせいか、いつもなら一晩で解消される時差ボケが解消されません。夜10時には寝落ち、５時起きです。いっそこのままこの健康リズムも悪くない気もしています。

ランダム時間にやってくる毎日３回のアプリとAIによる現在地確認。トイレやお風呂に入っている間にも気になり、地味にストレス。

隔離政策が続く中でもう一度日本に帰国したいと思う？

休みも取れて１ヶ月で、という一時帰国はしたくないです。半分この隔離生活に時間とお金を使うことは悔しい思いになります。

一時帰国の理由は人それぞれだと思いますが、私の場合は今回友達や親に会えれば、また２年くらいなら我慢が出来そうです。実家で隔離生活が出来るのであれば、２週間心待ちにした親のごはんツアーですから、喜んで隔離されますが🥰

到着時の空港のコンビニで欲しいものがひとつもなく。８年も海外で生活して年を重ねて若干健康志向になっているので、身体に悪いものが安く売っているのが恐怖。ホテル隔離だとそんなコンビニ弁当を２週間…。

安くて美味しいランチを食べるのも楽しみ。何よりも隔離解除翌日は私の人生１のキーパーソン、ファン歴16年のタップダンサーのライブ！！ライブ前には大好きな友達との再会もあるし、あと４日余裕です✌︎

メキシコ８年目のお土産セレクト

８年目ともなると、正直何を買っていいのやら…

友達にはそれなりにメキシコ雑貨を渡したし、我が親はメキシコのものに全く興味なし。

今回長期一時帰国ということもあり、自分のものも沢山あったので今回はこれだけ。

• テキーラ
• メキシコワイン(Valle de Guadalupeのお気に入り)
• シナモンクッキー
• レンチンで出来るポップコーン
• 最近一番良く食べているポテトチップス
• 大量のお気に入りのコーヒー豆
• 友達におもてなしをするための“Tinga“の具材(チポトレ・トスターダ・フリホーレス）
• オアハカのチョコレート
• 今限定のメキシコスタバプラスチックタンブラー

友達の結婚祝いにはセルビン焼、出産祝いにはルチャ・リブレやメキシコ刺繍のグッズなどをプレゼントをすることが多いです。

なんせ最近ミニマリスト発想が自分の中で生まれてから、友達にも“とりあえず“のものをお渡しする気持ちになれず。消え物ばかりになってしまいます。お酒好きの友達だと選択肢が多くて助かります。

メキシコ上陸してから普通にメキシコ雑貨を好きだったけれど、収集するほど興味がありませんでした。コロナになる少し前から深く興味を持ち始め、現地であれもこれも直接見て購入したい！という気持ちが芽生えたものの、実際はまだ行けていません。次回の日本一時帰国時では、“これは私の推しのメキシコ雑貨“というものを友達にプレゼントしたいと思っています。

日本の暑さは尋常ではない…「これでも涼しくなったんだよ」と言われても、高湿度の30度はもう辛いです。ようやく本日25度くらいで生きている心地がしています。

隔離もあと半分。着いた時は狭さに発狂しそうだったマンスリーも、今となっては小回りが効いていい感じ。隔離を終えたらまず行くのが銭湯♨︎